Executor コマンド

このページでは、Executor コマンドの構文と使い方について説明します。

卓で Exec キーを押すと、コマンドラインExecutor コマンドが入力されます。

Executor

説明

Executor コマンドによって、例えば以下のことが可能です。

構文

1. エクゼキュータに保存されているすべてのフィクスチャを選択します。

Executor 1

2. Executor プールと、そのエクゼキュータ・ボタンから、エクゼキュータを削除します。

Delete Executor 1

3. エクゼキュータからキューを削除します。

Delete Cue 1 Executor 1

4. エクゼキュータのインテンシティを50%に設定します。

Executor 1 At 50

5. Go でエクゼキュータをトリガーします。

Go Executor 1

例1

エクゼキュータ1のキューリストで使われているすべてのフィクスチャを選択したいとします。

これを行うには、以下の2通りの方法があります。

a) Exec 1 Please と押します。

b) Exec を押してから、エクゼキュータ1のオブジェクト・タイル をタップします。

エクゼキュータ1のキューリストに保存されているすべてのフィクスチャが、Fixtures ビュー で選択されます。

例2

Executor プール の現在のページからエクゼキュータ1を削除したいとします。

これを行うには、以下の2通りの方法があります。

a) Delete Exec 1 Please と押します。

b) Delete Exec と押してから、エクゼキュータ1のオブジェクト・タイル をタップします。

Executor プールの現在のページからエクゼキュータ1が削除されます。

例3

エクゼキュータ・ボタン1からキュー1を削除したいとします。

これを行うには、以下の3通りの方法があります。

a) Delete 1 (= Cue 1) Exec 1 Please と押します。

b) Delete 1 (= Cue 1) と押してから、Executor Bar ウィンドウエクゼキュータ1 をタップします。

c) Delete 1 (= Cue 1) と押してから、卓で該当するエクゼキュータ・ボタン go を押します。

エクゼキュータ1にキューリストが保存されている場合、Choose Delete Method ウィンドウ による確認が出ます。

例4

エクゼキュータ1のインテンシティを50%に設定したいとします。

重要
物理フェーダは動きません。
フェーダを再び操作できるようにするには、一旦フェーダを実際の値の位置まで動かしてください。
ヒント
メイン・エクゼキュータに値を適用するには、コマンドラインにエクゼキュータ番号を入力せずに Exec とだけ押してください。

Exec 1 At 50 Please と押してください。

エクゼキュータが 50% になります。これは、フェーダを50%まで動かすのと同じです。

例5

Go コマンド によってエクゼキュータ1をトリガーするとします。

Go +(小) (= Go) Exec 1 Please と押してください。

Go コマンドによってエクゼキュータ1がトリガーされます。これは、エクゼキュータ・ボタンに Go コマンドが割り当てられている場合と同じです。