Choose Clone Method ウィンドウ

フィクスチャのクローン化を行おうとした場合、クローン方法の選択を求められます。


Figure 1: Choose Clone Method ウィンドウ

以下の四つの選択肢があります。

Cancel:
Clone コマンドが取り消されます。

Low Prio Merge:
ソース・フィクスチャからクローン先のフィクスチャに値を追加します。
クローン先のフィクスチャに既存の値がある場合、それらはそのままになります。クローン先のフィクスチャに既存の値がない場合、ソース・フィクスチャから値を取得します。

Merge:
クローン先のフィクスチャに、ソース・フィクスチャからの値を追加し、既存の値は上書きします。

Overwrite:
クローン先のフィクスチャのすべての値を、ソース・フィクスチャの値で上書きします。既存の値は削除されます。

Low Prio Merge の例

エクゼキュータ2のキュー1にあるフィクスチャ1には、赤の Color と Gobo が設定されています。
エクゼキュータ3のキュー1にあるフィクスチャ2には、Pan/Tilt の Position が設定されています。


Figure 2: クローン化前のフィクスチャ1と2

フィクスチャ2に設定されている Position 値はそのままにして、フィクスチャ1をフィクスチャ2にクローン化したいとします。

1. ma + Copy (= Clone) Fixture 1 At 2 Please と押します。

2. クローン方法を尋ねられますので、Low Prio Merge をタップしてください。


Figure 3: Low Prio Merge によるクローン化後のフィクスチャ1と2

フィクスチャ2は、フィクスチャ1と同じ値と既存値(Position)とを持つようになりました。

Merge の例

Cue Fixture 1 Fixture 2
1 Dimmer open (入力値)  
2 Dimmer open (入力値) Dimmer 50 % (入力値)
3 Dimmer open
(トラッキング値)
Dimmer 50 % (入力値)

フィクスチャ1をフィクスチャ2にクローン化し、トラッキング値ではなく、既存の値だけを追加したいとします。

1. ma + Copy (= Clone) Fixture 1 At 2 Please と押します。

クローン方法の選択を求められます。

2. Merge をタップしてください。

Cue Fixture 1
(マージ前)
Fixture 2
(マージ前)
Fixture 2
(マージ後)
1 Dimmer open (入力値)   Dimmer open
2 Dimmer open (入力値) Dimmer 50 % (入力値) Dimmer open
(フィクスチャ1での入力値)
3 Dimmer open
(トラッキング値)
Dimmer 50 % (入力値) Dimmer 50 %
(トラッキング値、Merge によるクローン化はトラッキング値を追加しない)

Overwrite の例

エクゼキュータ2のキュー1にあるフィクスチャ1には、赤の Color と Gobo が設定されています。
エクゼキュータ3のキュー1にあるフィクスチャ2には、Pan/Tilt の Position が設定されています。


Figure 4: クローン化前のフィクスチャ1と2

フィクスチャ1をフィクスチャ2にクローン化し、フィクスチャ2がフィクスチャ1と全く同じになるようにしたいとします。

1. ma + Copy (= Clone) Fixture 1 At 2 Please と押します。

クローン方法の選択を求められます。

2. Overwrite をタップしてください。


Figure 5: クローン化後のフィクスチャ1と2

フィクスチャ2は、フィクスチャ1と全く同じ値になります。既存の値はすべて削除されます。

フィクスチャ1と2は、エクゼキュータ2にあります。フィクスチャ2は、エクゼキュータ3にはもう存在しません。

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