エクゼキュータのオプション

このトピックの目次

それぞれのエクゼキュータには、多くのオプションがあります。
このトピックでは、すべてのオプションと、それらについて説明しているトピックへのリンクを示しています。他の場所に述べられていないオプションについては、ここで説明しています。

エクゼキュータのオプションは、エクゼキュータにシーケンスやグループが割り当てられている場合に表示されます。Assign を押してから、エクゼキュータに関連付けられているキーの1つを押すと、Assign メニューが開きます。そして、メニューの右側にある Options ボタンをタップすると、メニューのオプション部分が開きます。


Assign メニュー - Options

各列ごとのオプションについて、以下で順に説明しています。

ここにあげたオプションの一部は、エクゼキュータに対するもので、また、あるものはエクゼキュータに割り当てられたシーケンスに対するオプションです。

 

タイトルバーには、オプションに関連する3つのボタンがあります。左側の Remember Settings ボタンをタップすると、現在のオプションがシーケンスに保存され、Sequence プールからシーケンスが再生される際に適用されます。
Save Default Sequence Options では、現在のオプションがデフォルトとして保存されます。このデフォルトは、新しいシーケンスがエクゼキュータに割り当てられたときや、Load Default Sequence Options ボタンをタップしたときに用いられます。

 

Start

Auto Start
Auto Start 機能については、エクゼキュータの共通オプション を参照してください。

Auto Stop
Auto Stop 機能については、エクゼキュータの共通オプション を参照してください。

Auto Stop Off Time
Auto Stop Off Time 機能については、エクゼキュータの共通オプション を参照してください。

Auto Fix
Auto Fix 機能は、各エクゼキュータごとに有効にできます。アクティブなエクゼキュータが自動的に固定され、ページを変更しも表示されたままになります。 エクゼキュータがオフになると、自動的に固定が解除されます。

MasterGo
MasterGo 機能については、エクゼキュータの共通オプション を参照してください。

Loop BreakingGo
Loop BreakingGo については、キューのループ を参照してください。

Playback

Priority
Priorities については、キューの再生 を参照してください。

Soft LTP
Soft LTP 機能については、キューの再生 を参照してください。

Playback Master
ここでは、Playback マスターを選択できます。詳しくは Playback マスター を参照してください。

Wrap Around
Wrap Around 機能については、トラッキングとは を参照してください。

Restart
Restart 機能については、エクゼキュータの共通オプション を参照してください。

Trigger Is Go
このオプションは、Follow や Time などの自動的なキュー・トリガーを無効にします。これは、一時的に無視されるだけで、情報は削除されません。Sequence Executor シートの Trig 列はすべて赤表示に変わります。

Cmd Disable
このオプションは、シーケンスの CMD 列のコマンド実行を無効にします。保存されているコマンドは削除されず、ただ無効になっているだけです。これらの無効なコマンドは、赤表示になります。

Playback Filter
Playback Filter については、エクゼキュータやシーケンスに対するワールドまたはフィルタの適用 を参照してください。

 

XFade

XFade
これは、CrossfadeA/XfadeA と CrossfadeB/XfadeB の2つフェーダの動作を設定します。このボタンには、以下の2つの選択肢があります。

 

Tracking

Tracking
Tracking 機能については、トラッキングとは を参照してください。

Release Firststep
Release Firststep 機能については、トラッキングとは を参照してください。

Cue Zero
Cue Zero 機能については、Cue Zero を参照してください。

Auto Stomp
Auto Stomp 機能は、そのアトリビュートに対する Value レイヤがアサートされているときに、Effect レイヤに Stomp 値を追加します。

Cue Zero Extract
Cue Zero 機能については、Cue Zero を参照してください。

Forced Position
ある位置から別の位置に移動するときに、シーケンスに XYZ 値または Pan/Tilt 値のみを強制的に使用させることができます。デフォルトは Active ポジション・データで、保存されているポジション・データが用いられます。
詳しくは XYZ と Pan/Tilt を参照してください。

Timecode
シーケンスは、選択されたタイムコード・スロットまたは特定のタイムコード・スロットへのリンクを持つことができます。ここで、それを選択できます。これは、トリガーとしてタイムコード信号を用いるキューがある場合に関係するものです。
タイムコードについては、タイムコード を参照してください。

Input Filter
Input Filter については、エクゼキュータやシーケンスに対するワールドまたはフィルタの適用 を参照してください。

 

Speed

Speed Factor
エクゼキュータが、グローバルな Speed マスターに割り当てられている場合(後述を参照)、スピード・ファクタを調整するのに便利です。このボタンをタップすると、Select Speed Factor ポップアップが開きます。


Select Speed Factor ポップアップ

ここで選択したファクタで、スピードが乗算/除算されます。

 

Speed Master
エクゼキュータには、Speed マスターがあります。共有のグローバルな Speed マスターにリンクすることも、個別の Speed マスターを持つこともできます。このボタンをタップすると、Select Speed Master ポップアップが開きます。


Select Speed Master ポップアップ

このポップアップでは、エクゼキュータに個別の Speed マスターを持たせるための Speed Individual オプションを選択することも、グローバルな Speed マスターの1つを選択することもできます。

詳しくは Speed マスター を参照してください。

 

Rate Master
エクゼキュータには、Rate マスターがあります。共有のグローバルな Rate マスターにリンクすることも、個別の Rate マスターを持つこともできます。このボタンをタップすると、Select Rate Master ポップアップが開きます。


Select Rate Master ポップアップ

このポップアップでは、エクゼキュータに個別の Rate マスターを持たせるための Rate Individual オプションを選択することも、グローバルな Rate マスターの1つを選択することもできます。

詳しくは Rate マスター を参照してください。

 

Stepped Rate
これを有効にすると、変数値の代わりに定義されたステップにレートを結び付けます。

Link Effect To Rate
この設定によって、エフェクトのスピードがレートにリンクされます。
エフェクトおよびスピードについては、エフェクト を参照してください。

 

Protect

Swop Protect
これを有効にすると、このエクゼキュータが他のエクゼキュータから Swop によって一時的に停止されるのを防ぎます。

Kill Protect
これを有効にすると、このエクゼキュータが他のエクゼキュータから Kill によって、オフにされるのを防ぎます。

Ignore Exec Time
これを有効にすると、エクゼキュータは保存されたタイミングを用い、Exec Time フェーダにタイミングを上書きさせません。
Exec Time フェーダについては、タイム・コントロール を参照してください。

Off On Overwritten
Off On Overwritten 機能については、エクゼキュータの共通オプション を参照してください。

 

MIB

MIB (Move In Black)については、MIB の操作 を参照してください。

MIB always
この設定では、各キューに対するMIBを "Early" になります。MIBが可能なすべてのキューの MIB 列項目に、白い "!Y" が表示されます。MIB 列の他の設定はそのままです。これを無効にすると、それらは再びアクティブになります。

MIB never
この設定では、すべてのキューに対するMIBが無効になります。MIBが可能なすべてのキューの MIB 列項目に、赤い "!N" が表示されます。MIB 列の他の設定はそのままです。これを無効にすると、それらは再びアクティブになります。

Auto PrePos
この機能は、Dimmer 以外のすべてのアトリビュートに影響します。これが無効な場合、アトリビュート値はキューのタイミングを用いて次の値にフェードします。これが有効な場合、いかなるフェード動作もともなわずに、できるだけ早くにアトリビュートを変化させます。アトリビュートの個別タイミングも無視されます。

MIBを利用するアトリビュートは、MIBタイミングを用います。

 

Function

Chaser
これは、シーケンスをチェイサーに切り替えます。
チェイサーについては、チェイサー を参照してください。

Group Master Mode
このオプションは、エクゼキュータに割り当てられているグループ・マスターがある場合にのみ表示されます。
これについては、グループ・マスター で述べられています。