Attribute & Encoder Grouping

Setup -> Patch & Fixture Schedule -> Fixture Types -> Attribute & Encoder Grouping で、Attribute & Encoder Grouping メニューにアクセスできます。


Attribute & Encoder Grouping メニュー

このメニューでは、さまざまなことが可能です。アトリビュート部分は卓の構造に関連付けられており、フィクスチャの背後にある構造の1つです。

 

Attribute Control

メニューは、4つの一覧に分割されています。
左上は、Preset Types (プリセットタイプ)のトップレベルです。
右上は、選択されているプリセットタイプの Features (フィーチャ)です。
左下は、選択されているフィーチャ内の Attributes (アトリビュート)で。
右下は、選択されているアトリビュート内の Subattribute (サブアトリビュート)です。

これらの4つの一覧のそれぞれには、行と列があります。各行は構造内の要素です。行は追加や削除が可能ですが、これはすべてのショーデータの基になっている構造であるため、十分に注意してください。特に削除を行うと、保存されているデータが削除されます。下部の2つのボタンによって、行の追加や削除を行えます。どの一覧にフォーカスがあるかによって、ボタンの表示が変わります。これによって、現在追加や削除をしようとしている対象を常に把握できます。中に他の要素がある要素は削除できません。したがって、最下位のものを最初に削除する必要があります。

下部にある Diagnostics ボタンによって、Diagnostics ポップアップを開き、選択されている要素に関するエラーや警告を一覧表示できます。
また Move ボタンで要素を移動できます。選択されている親要素に要素を移動したり、別の親要素に移動したりすることもできます。同じ親要素内での移動はあまり問題がありませんが、別の親への移動はそれほど容易ではありません。これは、ショーファイルで値のプログラムを始める前に行うのが最もよいでしょう。

4つの一覧すべてに共通する、以下の3つの列項目があります。

 

Preset Types

プリセットタイプは、アトリビュートやフィクスチャの制御に関する最も上位の構造レベルです。Fixture Schedule に何かが追加されると、自動的に10種類のプリセットタイプが作成されます。パッチされたフィクスチャの機能と現在のワールドに応じて、ほとんどの場合モニタ画面2にある プリセット・コントロールバー に表示されます。

プリセットタイプには、Default Scope という特別な列項目があります。各プリセットタイプには、プリセット・プールに値を保存するときに用いられるデフォルトのスコープがあります。詳しくは プリセット・プールのオプション を参照してください。

 

Features

各プリセットタイプには、少なくとも1つのフィーチャがあります。フィーチャは、ほとんどの場合 エンコーダ・ツールバー に表示されます。

フィーチャには、特別な列項目はありません。

 

Attributes

各フィーチャには、少なくとも1つアトリビュートがあります。アトリビュートは、大抵制御可能で、エンコーダ・ツールバー の下部に表示されます。モニタ画面2の下にある4つのエンコーダによって値を変更できます。

アトリビュートには、いくつかの特別な列項目があります。

 

エンコーダ・グルーピング

エンコーダ・グルーピングは、プログラマで1つのアトリビュートがアクティブになったとき、他のアトリビュートの値をアクティブにするために用いられます。例えば、Pan アトリビュートがアクティブになったとき、Tilt もプログラマでアクティブになります。

いくつかのグループ化されたエンコーダ(アトリビュート)があらかじめ定義されています。それらを変更して、新しいものを作成できます。

セルを編集すると、既存のすべてのグループを一覧表示する Select Group ポップアップが開きます。一覧には、グループ内のエンコーダ・グループ番号とアトリビュートが表示されます。

一覧の一番上には、[No Group] オプションがあります。これを選ぶと、どのグループからもそのアトリビュートが削除されます。

一覧の一番下には [New Group] オプションがあります。これを選ぶと、選択されているアトリビュートを持つ新しいグループが追加されます。

アトリビュートは、1つのエンコーダ・グループ内にのみ存在できます。グループにアトリビュートが無い場合、そのグループはなくなります。アトリビュートは、複数のフィーチャに渡ってグループ化できます。例えば、Gobo アトリビュートは Focus アトリビュートでグループ化できます。

 

エンコーダの分解能

各アトリビュートは、デフォルトのエンコーダ解像度を持つことができます。解像度は、必要に応じていつでも変更できます。エンコーダ・ツールバーエンコーダ設定 で分解能を変更すると、このデフォルト設定も変化します。

セルを編集すると、Select Encoder Resolution ポップアップが開きます。


Select Encoder Resolution ポップアップ

分解能については、上述のリンクを参照してください。

 

Universal
これは編集できません。ユニバーサル・プリセットは、この列をオンにしたアトリビュートに対する実際のユニバーサル・プリセットとしてのみ機能します。それが空の場合、ユニバーサル・プリセットはグローバル・プリセットのように動作します。

Color
MixColor (COLORRGB) アトリビュートは、LEDの色として定義された色を持ちます。この色は、ここで編集できます。

 

Subattributes

すべてのアトリビュートには、少なくとも1つのサブアトリビュートが必要です。あるものは複数持っています。例えば、ゴボホイールには、Selection サブアトリビュートと Rotation サブアトリビュートがあります。