Hap Converter

Hap は、最新のグラフィックス・ハードウェアで高速に展開を行うための動画コーデックです。
Hap コーデックのプロジェクトはオープンソースで、FreeBSD License (外部リンク) の下でライセンス供与されています。これはもともと Tom Butterworth (外部リンク) によって企画され、2012年に VIDVOX (外部リンク) に依頼されました。
Hap は、動画フレームをCPUでデコードする代わりに、圧縮された画像データをグラフィックボードに直接渡して、動画を再生しながらハードウェアによる高速展開を行います。CPUからGPUに負荷を移すことで、一般のCPUバウンドなコーデックよりも高い解像度でより多くの動画を処理できます。

以下の3種類の Hap コーデックを選べます。
Hap 1 は、一度に多数のクリップを再生するための最低データレートを提供します。
Hap Alpha は Hap 1 と同様ですが、アルファチャンネルをサポートしています。
Hap Q は、より高いデータレートで改善された画質を提供します。

VPU では、内蔵の 'Hap Converter' によって、多くのフォーマットから Hap にコンテンツを直接変換できます。

画面上部には、Hap Converter の設定が示されています。

 

 

 

 

手順:

・ソースディレクトリを参照します。

・Hapコーデックに変換するファイルを画面下部で選択します。複数選択が可能です。

・'Start conversion' ボタンを押します。

・ショーの一部であるビデオクリップを変換することもできます。
Content Editor でチャンネルセットを選択し、'Start conversion' ボタンを押してください。

Hap Coversion Options:

 

新しいコンテンツが追加されると、常にHapコーデックに変換されます。

可変ビットレートでHapフォーマットの圧縮を行います。'off' の場合、固定ビットレートとなりファイルサイズが大きくなります。
Hap 変換が正常終了すると、ソースファイルが削除されます。
既存の内容を上書きします。
コーデックの種類を選びます。
・Auto は非Hapクリップを Hap 1 に変換します。avi コンテナ内でHapクリップが選択されている場合、Hapクリップ(Hap Q など)のフォーマットはそのまま保持されます。
・Hap 1 は、一度に多数のクリップを再生するための最低データレートを提供します。
・Hap Alpha は Hap 1 と同様ですが、アルファチャンネルをサポートしています。
・Hap Q は、より高いデータレートで改善された画質を提供します。
変換された動画の解像度は変更できます。アスペクト比を維持するには、'Keep Ratio' ボタンを選んで、幅または高さを入力してください。
注意: 解像度を変更した場合、オリジナルを復元できないことに注意してください。
このボタンを押すと、選択したファイルが Jobque にコピーされ、変換処理が開始されます。

Hap Converter - Jobque:

 

変換ジョブを開始した後、選択されたファイルがジョブキューに現れます。
コンテンツをイメージ一覧にドロップして変換が始まると、進捗バーに変換状態が表示されます。