Executor キーワード

Exec を押すと Executor キーワードになります。

コマンドラインに Executor またはショートカットの Ex を入力してください。

説明

Executor は、他のオブジェクトに対するコントロール・ハンドルとして振る舞うオブジェクト・キーワードです。

このオブジェクトに対するデフォルト機能は SelFix です。機能を指定しないでエクゼキュータを呼び出した場合、プログラマにおいてエクゼキュータのフィクスチャが選択されます。

Executor オブジェクトが対応していない機能を適用したり、プロパティを参照したりした場合、その機能は、下位のボタン/フェーダか、エクゼキュータに割り当てられているオブジェクトに受け継がれます。

構文

Executor [ID]

Executor [ページ].[ID]

Executor [ページ・プール].[ページ].[ID]

Assign Executor [ID] / [パラメータ] = [パラメータ値]

パラメータ

以下の表は、コマンドラインによって割り当て可能なパラメータを示しています。

パラメータ パラメータ値 説明
AutoFix "on", "off" Auto Fix の On/Off を指定します。
On の間、ページ変更はエクゼキュータに影響しません。
AutoStart "on", "off" Auto Start の On/Off を指定します。
マスターをゼロより上げるとすぐに、エクゼキュータがオンになります。
AutoStomp "on", "off" Auto Stomp の On/Off を指定します。
他のエクゼキュータからのエフェクトは、このエクゼキュータの値に影響しません。
AutoStop "on", "off" Auto Stop の On/Off を指定します。
エクゼキュータは、フェーダがゼロになるとすぐにオフになります(オフ・タイムは無視)。
BreakingGo "on", "off" Loop BreakingGo の On/Off を指定します(キューのループ を参照)。
Chaser "on", "off" エクゼキュータがチェイサーかどうかを指定します。
Crossfade "on", "off" on = AB XFade
off = Split XFade
エクゼキュータが AB XFade か Split XFade かを指定します(エクゼキュータのオプション - Xfade を参照)。
CmdDisable "on", "off" Cmd Disable (コマンドの無効化)の On/Off を指定します(エクゼキュータのオプション - Cmd Disable を参照)。
EffectSpeed "on", "off" "Link Effect To Rate" の On/Off を指定します。
IgnoreExecTime "on", "off" Ignore Exec Time の On/Off を指定します(エクゼキュータのオプション - Ignore Exec Time を参照)。
KillProtect "on", "off" Kill Protect の On/Off を指定します(エクゼキュータのオプション - Kill Protect を参照)。
MasterGo "on", "off", "go", "top" マスターフェーダをゼロから上げたときの動作を指定します(エクゼキュータの共通オプション を参照)。
MIBAlways "on", "off" MIB always の On/Off を指定します(エクゼキュータのオプション - MIB always を参照)。
MIBNever "on", "off" MIB never の On/Off を指定します(エクゼキュータのオプション - MIB never を参照)。
OffTime 例: "3" (= 3 秒) エクゼキュータのオフ・タイムを秒単位で指定します。
OoO "on", "off" Off On Overwritten の On/Off を指定します(エクゼキュータの共通オプション - Off On Overwritten を参照)。
PlaybackMaster "1 〜 50"

0 = No Playback Master
指定された Playback マスターにエクゼキュータを割り当てます(Playback マスター を参照)。
Prepos "on", "off" Auto Prepos の On/Off を指定します(エクゼキュータのオプション - Auto PrePos を参照)。
Priority "super" or 0
"swap" or 2
"htp" or 3
"high" or 4
"ltp" or 5
"low" or 6
エクゼキュータの優先度を指定します(キューの再生 - Priority を参照)。
RateMaster 0 〜 16,
0 = Rate Individual
Rate マスターを割り当てます(エクゼキュータのオプション - Rate Master を参照)。
Restart "First"
"Current"
"Next"
Restart モードを指定します(エクゼキュータの共通オプション を参照)。
SoftLTP "on", "off" Soft LTP の On/Off を指定します(キューの再生 - Soft LTP を参照)。
Speed "Mul2"
"Mul4"
"Mul8"
"Mul16"
"Mul32"
"Normal"
"Div2"
"Div4"
"Div8"
"Div16"
"Div32"
スピード・ファクタを指定します(エクゼキュータのオプション - Speed Factor を参照)。
Speedmaster 0 〜 16,
0 = Speed Individual
Speed マスターを割り当てます(エクゼキュータのオプション - Speed Master を参照)。
SwopProtect "on", "off" Swop Protect の On/Off を指定します(エクゼキュータのオプション - Swop Protect を参照)。
TriggerIsGo "on", "off" Trigger Is Go の On/Off を指定します(エクゼキュータのオプション - Trigger Is Go を参照)。
Width 1 〜 5 エクゼキュータの幅を指定します(機能の割り当て - エクゼキュータ幅の変更 を参照)。
Wrap "on", "off" Wrap Around の On/Off を指定します(トラッキングとは を参照)。

[Channel]> Delete Executor 5

 

[Channel]> Executor 5 At 50

 

[Channel]> Delete Cue 3 Executor 5

 

[Channel]>  Select Executor 4.2