リリースノート - Version 3.1

このトピックの目次

リリースノート - Version 3.1
- 主な概要
バグフィックス・リリース - Version 3.1.2.5 - 2016-02-25 リリース
- バグフィックスおよび改善された機能
バグフィックス・リリース - Version 3.1.1.1
- バグフィックスおよび改善された機能
リリースノート - Version 3.1.0.8
付記
既知の制限

リリースノート - Version 3.1

grandMA2 - Version 3.1.2.5

重要

dimMAシステムをバージョン7.x未満のものからアップデートしたい場合は、MAのディーラーか、あるいはMAに直接連絡して、アップデート情報を得てください。dimMAソリューションへの接続に grandMA2 を使用している場合は、連絡してください。卓のアップデートには MA NDP (Network Dimmer Processor)のアップデートが必要です。また逆の場合も同様です。
grandMA onPC および MA 3D の現バージョンには、少なくとも Windows® 7 が必要です。またMicrosoft® .NET Framework (4.0)がインストールされている必要があります。
ヒントおよび既知の制限については、このドキュメントの付記をご覧ください。

主な概要

プリセット編集の改善
Programmer Playback Interaction
grandMA2 Webリモート
Tracking Shield
プリセットタイプのタイミング
Clock、Time の改善
Timecode スロットの追加
64bit grandMA2 アプリケーション
Programmable Camera Dolly シミュレータ

バグフィックス・リリース - Version 3.1.2.5

2016-02-25 リリース

バグフィックスおよび改善された機能

Carallon Library v11.4 を収録。
ユーザ権限設定を持つユーザが、Load Show コマンドを実行可能。
257より大きなユニバースに対する sACN の対応。
修正 - ワールド内で BlindEdit から抜けると、Layout View のすべてのオブジェクトが選択される。
修正 - 空のエクゼキュータ・ボタンが、コマンドラインと相互作用しない。
修正 - シェイパーのアトリビュート順が間違っている。
修正 - 古いバージョンの空ショーを読み込むと、デフォルトのディマーフィクスチャタイプが無い。
修正 - グローバル・プリセットに対する Update。
修正 - 複数のプリセット表示を持つプリセットのユニバーサル・アトリビュートが、クローン化で削除される。
修正 - RGB から RGBWフィクスチャへのカラー・プリセットのクローン化。
修正 - フィクスチャをインポートしデータをクローン化すると、フィクスチャタイプに多数のフィクスチャマクロが作られる。
修正 - XYZフィクスチャと関連付けられた Position プリセットに対するプリセット・リンクが、Please Please で解除されない。
修正 - ネットワークでソフトウェアを更新すると卓がフリーズする場合がある。
修正 - コマンドラインまたはWebリモートによってホイールの分解能を変更したときにちらつく。
修正 - 自動化エクゼキュータのフェード中に保存されたショーファイルを読み込むとクラッシュ。
修正 - フィクスチャにチャンネル/フィクスチャIDが無いと、プリセットを削除できない。
修正 - フィクスチャにチャンネル/フィクスチャIDが無い場合の、グローバル・プリセットに対する Store Remove。
修正 - XYZ 対応を有効にし、キューを強制的に XYZ にすると、ポジション・データが壊れる。
修正 - VPU、NPU または 4Port が同じセッション内にあると、ショーのアップロード中に、グループマスターやグランドマスターが無視される。
修正 - 同じエフェクトをともなう他のプレイバックが開始されると、エフェクトが再開する。
修正 - ビットマップ・エフェクトが、32ビットのビットマップで正しく動作しない。
修正 - Edit Effect で Effect エンコーダバーが開かない。
修正 - Edit Effect エンコーダバーで Speed エンコーダの単位が表示されない。
修正 - Effect Line Editor で X18 に Direction ボタンが表示されない。
修正 - Tracking 無効な Cue Zero エフェクトを用いているとクラッシュ。
修正 - マルチインスタンス・フィクスチャのマルチパッチフィクスチャを作成したときにクラッシュ。
修正 - コマンドラインに Store と入力してビューボタンを押すと、ビューが上書きされる。
修正 - Off-Times に対するエンコーダのステップが 0.1s でない。
修正 - Art-Net-Input スイッチを修正。
修正 - タイムコード・ショーの Executor Autostart の変換で、不要な Go イベントが作られる。
修正 - Loop Breaking Go および Auto Stomp フラグが、エクゼキュータにコピーされない。
修正 - MA xPorts の DMX-In。
修正 - ショーを保存するときに PresetScope が失われる。
修正 - 3.0以前のショーからインポートしたとき、タイムコード・ショーからイベントが失われる。
修正 - 空ショーの Dynamic プリセット・プールでスクロールしたときにクラッシュ。
修正 - サンプル LUA-Plugin のインポート。

MA VPU

修正 - gMA2 VPU Pixel Mapper View でのフィクスチャ選択。
修正 - gMA2 VPU Pixel Mapper View のウィンドウ・オプションについての問題。

バグフィックス・リリース - Version 3.1.1.1

バグフィックスおよび改善された機能

修正 - 長いフェードタイムを持つキューの更新中、予期せぬ値にフェード。
修正 - スタートアップ・マクロを変更。
修正 - ネットワーク環境でのマクロによるキュー・タイムの変更。
修正 - エクゼキュータがまだフェードアウト中に Temp ボタンが動作。
修正 - マルチパッチフィクスチャのパッチ競合警告。
修正 - Patch and Fixture Schedule から抜けてスクロールするとクラッシュ。
修正 - 3D および Stage View での、パッチされていないマルチパッチフィクスチャの視覚化。
修正 - Stage View で、フォローモードとの併用でプログラム・タイムを使用しているときに予期せぬフェード。
修正 - Pan/Tilt と XYZ プリセットとの間でプログラム・タイムを使用しているときに予期せぬフェード。
修正 - 複数幅エクゼキュータを用いている場合、エフェクト・エクゼキュータの優先度は、ショーファイルに保存、表示されます。
修正 - エクゼキュータに割り当てられたエフェクトの Flash ボタン。
修正 - 固定エクゼキュータとプール・プレイバックとの競合。
修正 - Layout View での投げ縄選択とコマンドの併用。
修正 - ネットワーク環境で、レイアウト内イメージ・プールへのイメージファイルのインポート。
修正 - ロックされているレイアウトのフィクスチャ選択。
修正 - フィクスチャタイプ編集時に行が2重に追加される。
修正 - ロックされている卓で、特殊ダイアログが表示される。
修正 - Patch and Fixture Schedule で、マルチインスタンス・フィクスチャのモジュールをたどるときの順番。
修正 - 選択的またはグローバルなカラー・プリセットをクローン化する際のカラー変換。
修正 - grandMA2 との接続中に、PSN サーバで PSN トラッカーのIDを変更するとクラッシュ。
修正 - grandMA2 v3.0.0.5 で保存されたショーファイルを読み込む際の、Store オプション "Cue Only" の変換。
修正 - grandMA2 v3.0.0.5 で保存されたショーファイルを読み込む際の、Assign オプション "Cue Zero Extract" の変換。
10キーの Please キーによって、Store Preset ポップアップを実行できます。
プリズムやプリズム回転の MA 3D での視覚化のためのフィクスチャ・ライブラリ改善。
グローバル・プリセットのクローン化を改善。
マクロの処理スピードを改善。
Stage View の位置設定電卓に絶対 +/- ボタンを追加。

MA 3D

修正 - ループバックアドレス 127.0.0.1 が必ずしも存在しなかった(ネットワークカードが1枚だけのコンピュータで)。
修正 - パッチされていないマルチパッチフィクスチャの視覚化。

MA VPU

MA VPU の Pixel Mapper で、メインモジュールといくつかのLEDインスタンスで構成されたフィクスチャが、パッチ競合を起こさないようになりました。
パッチから抜けた後のショーのアップロード中、グランドマスターによる値は出力で有効です。
レイヤがそのデフォルト値に設定された場合の Z-Position-Animation が修正されました。MA VPU Layer フィクスチャタイプは、このバージョンに含まれているものと差し替える必要があります。
"Channels" がオフの場合、Multi Preview のウィンドウは、バーグラフに重ならないようになりました。
"Import Function Blocks"は、標準コンテンツに関する問題を起こさないようになりました。
MA VPU のフィクスチャタイプおよび MA VPU デモ・ショーを更新。

リリースノート - Version 3.1.0.8

新機能の詳細

プリセット

プリセット編集のワークフローが改善されました。
- プリセット・プールのオブジェクトには、ユニバーサル、グローバルおよび選択的データを含めることができます。含まれていデータによって、U、G および S が表示されます。複数のタイプのデータがプリセットに保存されている場合、例えば、いくつかのフィクスチャに対する選択的なデータをともなったグローバル・プリセットでは、両者の文字 G と S がプール・オブジェクトに表示されます。
- デフォルトのプリセット・スコープは、Setup/ Show/ Patch & Fixture Schedule/ Fixture Types/ Attribute & Encoder Grouping またはプリセット・プールのオプション・メニューで、プリセットタイプごとに解決されます。
  プリセットのスコープを変更すると、同じプリセットタイプのすべてのプリセット・プールに対するスコープが変わります。
- 新しい Store オプション Preset Type Default は、プリセットタイプのデフォルト・スコープに一致するプリセットを作成またはマージします。
- Store オプション Preset Type Default は、新規ショーファイルを作成時、デフォルトに設定されます。
- プリセットタイプのデフォルト・スコープを用いてプリセットを保存するための、新しいコマンドライン Stroe オプション /auto。
- Store /merge および Update は、プリセットのタイプを変更しません。これらのコマンドは、現在の保存モードに従って保存されたデータを単に追加するだけです。
  - /selective - プログラマをプリセットにマージ
  - /global - プログラマをプリセットにマージし、プリセットのアクティブなプログラマ値を持つ同じフィクスチャタイプのフィクスチャの、すべての選択的データを除去します。
  - /universal - プログラマをプリセットにマージし、このプリセットのアクティブなプログラマ値を持つフィクスチャおよびフィクスチャタイプの、すべての選択的およびグローバルなデータを除去します。
- フィクスチャタイプのフィクスチャ
  - コマンドラインからユニバーサルおよびグローバルなフィクスチャタイプのフィクスチャにアドレスする新しいキーワード "FixtureType"(= MA + Fixture)。
  - 1つのグローバルなフィクスチャタイプのインスタンスは、フィクスチャモジュールごとに作成されます。例えば、1つのメインモジュールと、複数のRGBクラスタ・インスタンスを持つ1つのRGBクラスタ・モジュールを含むLEDムービングヘッドがある場合、グローバルなフィクスチャタイプのフィクスチャは、1つのメインモジュール・インスタンスと、1つのRGBクラスタ・インスタンスを含みます。
  - そのフィクスチャタイプを使っている少なくとも1つのフィクスチャが、有効なチャンネルまたはフィクスチャIDを持つ場合、グローバルなフィクスチャタイプのフィクスチャは、表示またはアクセスできるだけです。
  - プリセット編集モードでは、Please Please によるノックインを利用できます。
  - グローバルなプリセットタイプの内容を一方のフィクスチャから他方へとコピーまたはバッチコピーするためのコマンド、Command FixtureType X at FixtureType Y および Clone FixtureType X at FixtureType Y。
  - Prog Only や Active Only のようなシートのマスキングルールは、プリセット編集時に使えます。これらのマスクは、実際または仮想のフィクスチャに対して適用されます。
- 新しいプログラマ・マスク機能。プリセットを編集するとき、プログラマは、プリセットに保存されているグローバル/ユニバーサルなデータを表すフィクスチャタイプを表示します。これらの「特殊」なフィクスチャの値を編集・保存すると、このプリセットに保存されているグローバル/ユニバーサルな値が変更されます。
- 実際のフィクスチャやフィクスチャタイプだけをシートに表示するシート・マスクを作成するための新しいシート・マスクのオプション Virtual Fixtures。
- Update メニューは、組み込まれたプリセットを表示・更新できます。
Programmer Playback Interaction
- エクゼキュータとプログラマ間の相互作用を改善。
- エクゼキュータに割り当てられたエフェクトの優先度は、Assign メニューのエクゼキュータ・オプションによって設定できます。
- 以下の優先順位は、すべてのシーケンスおよびエフェクト・プレイバックで用いられます。優先度は、エクゼキュータ Assign メニューのオプションで設定できます。
  - Super　新しいエクゼキュータ優先度。これは、他のいかなるプレイバックやプログラマ優先度よりも上位の LTP 優先度です。エクゼキュータの Soft LTP オプションが有効な場合、Super プレイバックの明度は、マスターフェーダが100%になるまで、他のプレイバックと混合されます。Soft LTP が無効な場合、このエクゼキュータがスタートしたとき、明度は Super 優先度のエクゼキュータのマスターフェーダ・レベルにスナップします。
  - Programmer　プログラマはこの優先度に固定されます。この優先度は、プログラマに対してのみ確保されているもので、他のいかなるエクゼキュータにも割り当てられません。さらにプログラマとプレイバックとの相互作用は、Freeze 機能のオン/オフ切り替えによって調整できます。Freeze がオフの場合、低優先度のプレイバックもプログラマを上書きできます。
  - Swap　HTPよりも上位のLTP優先度
  - HTP　Highest Takes Precedence
  - High　高LTP優先度
  - LTP　通常のLTP優先度(Latest Takes Precedence)
  - Low　低LTP優先度
- プレビューおよびブラインド・プログラマは、ログアウトの際にクリアしされます。
grandMA2 Webリモート

grandMA2 は、OSに依存しないWebリモート・インターフェースを備えています。grandMA2 卓のWebリモートに接続する場合、タブレットやコンピュータのネットワーク・インターフェースが、卓と同じサブネットであることを確認してください。Webブラウザを開き、アドレス欄に卓のIPアドレスを入力してください。Webリモートの最初のバージョンには、以下の画面があります。
- コマンドライン
- アトリビュート調整用ホイール
- Fixture シート
- Channel シート
- Group プール
Webリモート実行のための、ブラウザのバージョン要件は以下の通りです。
- Internet Explorer 10
- Safari and iOS 8.1
- Opera 26
- Chrome 31
- Chrome for Android 39
- Firefox 33
ブラウザがWebリモートの最低要件を満たさない場合、代替ページが表示されます。
Setup/ Console/ Global Settings/ Remotes が有効になっている必要があります。
Tracking Shield
- 新しい Store オプション /Tracking Shield (/ts)。Tracking Shield は、他のキューとの間でキューを保存または更新する際に、後のキューの「見た目」を保護するのを助けます。Tracking Shield は、保存されようとしている各フィクスチャをTracking シートで俯瞰することによって、次にディマー値がゼロより大きくなるのを探します。Store 操作の間、システムは保護が必要なデータを一時的にブロックします。新しい Store オプション Tracking Shield を、Store オプション・メニューのユーザキーU3で切り替えてください。
- Store エンコーダバーおよび Update メニューに Tracking Shield ボタンを追加。
Store オプションの Tracking Shield と Cue Only は互いに排他的です。一方を有効にすると他方は無
Clock, Time
- Countdown タイマーに警告テキスト(Alarm Text)を設定できます。設定された警告テキストは、カウントダウン終了時にポップアップ表示されます。
- カウントダウン終了時に、コマンド構文を実行できます。両オプションは、オプションダイアログで設定してください。
- Stopwatch および Countdown の Exec Trigger モードに LinkSelected-Toggle と LinkLastGo-Toggle を追加。最初に GO を押したとき Stopwatch/Countdown が開始、2度目に押したときに Stopwatch/Countdown が停止します。
- 経度の符号が誤って反対になっていました。
  grandMA2 では、経度および緯度値の正負について、以下のような定義を用いています。
  - 北半球に対しては正の緯度値、南半球に対しては負の緯度値。
  - 東半球に対しては正の経度値、西半球に対しては負の経度値。
- USB GPS レシーバに対応しました。GPS レシーバは、NMEA-0183 に準拠している必要があります。卓の位置や、時刻をGPS レシーバに同期できます。卓のタイムゾーンは、経度の近似値に同期できます。すべての設定の有効・無効は、Setup/ Console/ Date and Time/ GPS ダイアログで切り替えられます。
- GPS に同期しない場合は、Setup/ Console/ Date and Time の Daylight Info で調整してください。
- 卓の時刻は、Network Time Protocol (NTP) サーバに同期できます。
Timecode
- 新しい Timecode Slot プールには、設定可能な8つのスロットがあります。
- シートスタイルの Timecode Slot プールでは、セッション番号のIPアドレス、受信タイムコードが表示されます。また、スロットごとにプリロールとアフターロールを編集できます。
- 最大8までの異なる SMPTE または MTC タイムコード信号を、セッションごとに同時に受信できます。
- Timecode Slot プールには、受信したタイムコードの種類が表示されます。シートスタイルでは、このタイムコードを現在受信している卓のIPアドレスも表示されます。
- スロット番号は、Timecode pool エディタのオプションで、タイムコード・オブジェクトごとに選べます。
- 選ばれたタイムコード・スロットは、Timecode プールで、各オブジェクトの右上隅に表示されます。現在選択されているタイムコード・スロットの番号は緑で、他のすべてのスロットは白で表示されます。
- XLR入力のタイムコード・スロットへのマッピングは、Setup/ Network/ Network Configuration/ ダイアログで行えます。
- 新しいコマンド: Assign Timecode X/Slot=Y は、コマンドラインから、タイムコード・ショーXをタイムコード・スロットYに割り当てます。
- タイムコードのエクスポートで、スタイルシートのタイム書式に 1/100 を追加。
Views
- Info View のモードに、Link Current Cue および Link Next Cue を追加。これらのモードは、選択されているシーケンスの現在/次キューの情報を表示します。
シート
- プリセットタイプのタイミング
  
  各プリセットタイプに対するフェードおよびディレイタイムは、Sequence Executor シート内で編集できます。プリセットタイプに何らかのタイムが設定されている場合、キューのフェードおよびディレイタイムは、参照しているプリセットタイプのタイムで上書きされます。
- 有効な場合、Sequence Executor シートに CueZero が表示されます。Cue Zero のタイミングは編集可能です。これらのタイミングは、キュー・タイミングをともなう GoBack で、値またはエフェクト値から、Cue Zero からトラッキングしている値へとフェードして戻る際に用いられます。Cue Zero タイミングは、エクゼキュータの Autostomp 設定を使用している場合にも用いられます。
- キューやキューパートで、編集不可のすべての列や行は、黒い背景で表示されます。
- StoreLook コマンドで保存されたアトリビュートだけを表示する、新しいシート・フィルタ Look。
Command line
- コマンドラインで、時間単位の入力に対応しました。例: Store Cue 1 Fade 1m15s.
- コマンドを特定の卓で実行するためのあたらしいコマンド RemoteCommand [IP] "[コマンド]"。例: RemoteCommand 192.168.0.4 "View 3" は、IPアドレス 192.168.0.4 のステーションでビュー3を呼び出します。
- シーケンスおよびエフェクト・エクゼキュータのフェーダ・レベルを設定するための新しいコマンド
  - Rate [係数]
  - Speed [Sec/Hz/BPM]
  - Master [パーセント]
  - Crossfade [パーセント]
  - CrossfadeA [パーセント]
  - CrossfadeB [パーセント]
  - StepFade [パーセント]
  - MasterFade [パーセント]
  - TempFader [パーセント]
  - StepInFade [パーセント]
  - StepOutFade [パーセント]
  例:
  - Rate 5 Please は、現在選択されているシーケンスのレートを 5 に設定します。
  - Speed 30 Please は、現在選択されているシーケンスのスピードを、User Settings の Selected Speed Mode に従って、 30 Sec、Hz または BPM に設定します。
  - Rate 3 の後、エクゼキュータ・ボタンを押すと、そのエクゼキュータのレートが 3 に設定されます。
- CITP UpdateThumbnails をマクロからトリガーするための新しいコマンド UpdateThumbnails Mediaserver [RowID]。Row ID は、CITP Network Configuration ウィンドウでの行です。
- コマンドラインからキューのループ設定を解除するための新しいコマンド・オプション Assign Cue X /Loop=None。
- キューやプリセットを編集する際の、Update コマンドの新しいオプション /noconfirm 。
- Clone コマンドを確認ポップアップを出さずに実行するための新しいコマンド・パラメータ /noconfirm。
- コマンドの呼び出しは、フィルタと組み合わせて行うことができます。
- コマンドの呼び出しは、XYZ アトリビュートと組み合わせて行うことができます。
- 正方向にループしている場合、コマンド Assign Cue X /Loop=Y を用いることもできます。キューXよりも大きなループY を割り当てられます。
- コマンド IfOutput please は、シーケンス・マスターフェーダ後でゼロより大きなディマー出力を持つすべてのフィクスチャをセレクトします。
- Kill コマンドが、実行中の他のシーケンスやエフェクト・プレイバックをオフできるように拡張されました。
- grandMA2 または MA NPU アプリケーションを、リブートすることなく再起動するための新しいコマンド Restart。
- プログラマにハイライト値を読み込むための新しいコマンド FullHighlight、およびキーボード・ショートカット MA + Full。
64bit grandMA2 アプリケーション

grandMA2 が 64bit に移行されました。grandMA2 onPC および MA 3D のインストーラは、OSによって 32bit または 64bit アプリケーションを自動的にインストールします。

アプリケーションの種類は、Version コマンドによる Commandline Feedback の表示で確認できます。
ネットワーク DMX プロトコル
- Art-Net
  - Art-Net によるDMX出力は、ユニバースごとに、ブロードキャストまたはユニキャストのネットワーク・トラフィックの自動検出および手動設定に対応しています。
    - OutputAuto では、ArtPollによって検出された最大5台までのレシーバに対し、それぞれの DMX ユニバースをユニキャストします。5台より多くのレシーバがある場合、あるいは参照しているユニバースを要求するレシーバが1台もない場合は、参照ユニバースをブロードキャストします。
    - OutputUnicast では、参照している DMX ユニバースを、IP欄で設定されているIPアドレスへとユニキャストします。
    - OutputBroadcast では、参照している DMX ユニバースをブロードキャストします。
  - Art-Net 3 に対応しました。Art-Net 3 では、255ユニバースのネットワークを128まで扱えます。Art-Net 2 デバイスと互換性をとるには、ネットワークパラメータを1に設定してください。
  - Art-Net ユニバースのパラメータは、ネットワーク(1 ～128)、サブネット(0～F) およびユニバース(0～F)に分割されました。
  - ネットワーク設定の Delay パラメータによって Art-Net の伝送速度を下げることができます。
- Streaming ACN(sACN)
  - sACN によるDMX出力は、ユニキャストまたはマルチキャストのネットワーク・トラフィックに対応しています。
    - Output Unicast モードを選んだ場合、Network Protocols/ sACN タブのIP欄に有効なIPアドレスを入力する必要があります。この行で設定されたユニバースは、このIPアドレスへユニキャストされます。
    - Output Multicast を選ぶと、sACN は、マルチキャスト・ネットワークパケットを送出します。この場合、IP欄は利用できません。
    - ネットワーク設定の Delay パラメータによって sACN の伝送速度を下げることができます。
  - sACN によるDMX入力は、ユニキャストまたはマルチキャストのネットワーク・トラフィックに対応しています。
    - 出力から入力に切り替えるには、モード欄を編集する必要があります。Input Multicast と Input Unicast という2つの可能な入力モードがあります。
    - Input Multicast では、参照しているDMX入力ユニバースのマルチキャスト・グループに加わります。
    - Input Multicast は、最大10ユニバースに制限されます。10行より多く Input Multicast として設定した場合、10行を超えた分の設定は無効になります。
    - Input Unicast では制限が無く、いかなるマルチキャスト・グループにも加わることなく、参照ユニバースの sACN データを受信します。
    grandMA2 卓の sACN 入力は、sACN の優先度を無視します。
Misc
- エフェクトのパラメータ Single Shot が追加されました。Single Shot エフェクトは、Go、On または At コマンドによって開始/再開できます。
- grandMA2 卓、MA 4Port および MA 8Port Nodes のセカンダリIPは、ネットワーク設定内で確認・変更できます。grandMA2 onPC、MA 3D および MA VPU のセカンダリIPは、Microsoft® Windows® のネットワーク設定で確認・変更できます。
- MA NPU のIPアドレスは、Network Config ダイアログで変更できます。
- MA-Net2 の DSCP は、Setup/ Console/ Global Settings で設定できます。このパラメータは、ネットワークにおける Quality of Service(QoS) に利用できます。
  DSCP の設定は、grandMA2 卓および MA NPU でのみサポートされています。
- SetIP コマンドでは、常にインターフェース名の指定が必要です。例: SetIP eth0 192.168.0.4。SetIP コマンドは、無効なインターフェース名を無視します。
- DHCP
  - SetIP eth0 /DHCP は、指定したインターフェースに対する DHCP を有効にします。インターフェースを特定のIPアドレスに設定して DHCP を無効にするには、SetIP eth0 [IPアドレス] という構文を使用してださい。
  - 「ゼロ・コンフィギュレーション・ネットワーキング」技術を併用した DHCP は、フォーマットやインストールを実行する際の、工場出荷時の新たなデフォルトとなります。
  - grandMA2 version 3.1.0 は、grandMA2 卓、grandMA2 onPC、MA NPU、MA 3D および MA VPU に対する DHCP に対応しています。
  - DHCP が有効になっている grandMA2 卓または MA NPU が DHCP サーバに接続できなかった場合、卓は、169.254.1.0 ～ 169.254.254.255 の範囲で自動的に生成されたIPアドレスを用います。ネットワークで最初の grandMA2 卓または MA NPU のIPアドレスは 169.254.3.3 になります。
  IP範囲 169.254.x.y は、ゼロ・コンフィギュレーション・ネットワーキングとしても知られる Automatic Private IP Addressing (APIPA)のために定義されています。この技術は、ユーザに対して DHCP および DNS サーバのいかなる設定も強いることなく、定義されたIPサブネット 169.254.x.y でコリジョン・フリーのIPアドレスを生成します。
  
  IP範囲 169.254.x.y は、サブネットマスク 255.255.0.0 に関連づけられたクラスBのサブネットです。これは、169.254.0.0～169.254.255.255間のすべてのIPアドレスが同じサブネットにあることを意味します。
  
  v3.0.0.5以前の grandMA2 ソフトウェアでは、それ自身のIPアドレスで操作することをユーザに強いていました。MAデバイスのデフォルトIPアドレスは 192.168.0.4 で、複数の卓や周辺デバイスを接続するとIPアドレスの重複が生じるため、それぞれのデバイスにユニークIPアドレスを適用して扱わなければなりませんでした。現行の Microsoft Windows や Apple OS X オペレーティングシステムでは、「ゼロ・コンフィギュレーション・ネットワーキング」技術を用いた DHCP が標準となっています。grandMA2 でも、DHCP を「ゼロ・コンフィギュレーション・ネットワーキング」技術とともに有効にすることで、ユーザのネットワーク利用が簡素化されます。上級ユーザはIPアドレスを変更するかもしれませんが、もうIPアドレスの変更を強いられることはありません。普通のユーザは、重複を避けてIPアドレスを設定する必要はなく、デフォルトのネットワーク設定を用いて、grandMA2 onPC、MA 3D または MA VPU が動作している Windows コンピュータを卓に簡単に接続できます。
- PSN プロトコルが v2.0 にアップデートされました。
  PSN プロトコル 1.7 と PSN プロトコル 2.0 には互換性がありません。grandMA2 v3.1以降との有効なPSN接続を確立するには、PSN プロトコル v2.0 に対応している必要があります。
- ユーザ権限 "None" で可能なのは、ビューの変更や、シートのソートやマスクのためのフィクスチャ選択だけです。
- grandMA2 フィクスチャ・ライブラリの変更
  - ライブラリが Carallon Library v10.8 に更新されました。
  - マルチインスタンスのヘッドムーバが、MA 3D で視覚化されます。単独ピクセルの物理的データがメーカから与えられていない場合、ヘッド内部にピクセルが自動的にアレンジされます。
  - フィクスチャタイプ内に発光するインスタンスがある場合、メインモジュールのビーム明度はゼロに下げられます。
  - マルチインスタンス・フィクスチャの DMX Footprint は、設定のフィクスチャタイプ・テーブルで正しく表示されます。
- DMX Node 設定は、Setup/ Show/ Import/ Export ダイアログでエクスポートおよびインポートできます。DMX Node 設定をインポートするとき、ポート設定は、エクスポートされた設定ファイルに保存されている Node のIPアドレスを持つ既存 Node に適合させられます。
- MAセッションの作成、参加、あるいはセッション・メンバーを加えることは、grandMA2 卓や grandMA2 onPC の排他的な機能です。grandMA2 Network Configuration ダイアログによって、MA NPU、MA 3D、MA VPU または MA Nodes などの周辺デバイスを受け入れたり離脱させたりできます。MA 3D および MA VPU で、セッションの作成・参加・離脱のためのインターフェース・ボタンは削除されました。
- Network Configuration ダイアログでの IP 欄の並びおよびラベルを改訂。セカンダリIP設定は、grandMA2 卓および MA NPU についてのみ対応しています。
- 現在のプリセットタイプの一時的プリセット・プールを表示するには、List + Preset ボタンを押し下げてください。
- コマンドオプション /? が、プレイバック・コマンドの可能なすべてのオプションを表示できるように拡張されました。
- Flash および Black コマンドは、チャンネルやフィクスチャと組み合わせて使えないようになりました。
- FlashOn、FlashGO、Go、Goback、Goto、Kill、On、Swop、SwopOn、SwopGo、Temp、Toggle、Top コマンドは、キューモードと併用できます。例: Goto Cue 5 /CueMode=XAssert では、キュー5に現在保存されているキューモードを無視して、Goto Cue 5 を XAssert モードで実行します。これらのオプションは、コマンドラインや、新しいエクゼキュータ・ボタンの機能割り当てポップアップを用いて、エクゼキュータ・ボタンにも割り当てられます。
- エクゼキュータ・ボタンの割り当てポップアップが改訂されました。このポップアップにはすべての可能なボタンが表示されます。オプションでは、スワイプ・ボタンはボタンの隣に表示されます。
- Backup メニューに、外部USBデバイスを取り外すための新しいタイトルボタンを追加。
- grandMA2 プラグイン
  - grandMA2 で、カスタム・プラグインを作成できるようになりました。
  - Plugin プールは、"Create Basic Window" の System タブにあります。
  - 現在実行中のプラグインは、Off メニューの一番右側のタブに表示されます。
  - プラグインは、プログラミング言語 LUA 5.3 で作成します。さらに特別な grandMA2 LUA コマンドが利用できます。API および用例ファイルは、/gma2/plugin フォルダにあります。
  一般的に LUA は、拡張可能なスクリプト言語で、さまざまな問題のタイプにあわせて拡張できる小さな機能のセットとして提供されます。多くの場合、そのような要件は、特定アプリケーションのみに関した固有のものです。grandMA2 のソフトウェア・コアに、一般的な機能として「一度限り」の追加を行うのは好ましくありません。
  
  特にテレビのゲームショー、テーマパークやモーターショーのようなフェアでのショーは、システムに対してますますロジカルな処理コントロールを要求してきます。多くのことは、マクロを作成することで処理できますが、Lua を用いると、複雑なマクロを、単純な Lua 関数で置き換えることで拡張できます。
  
  grandMA2 Software Release V3.1 とともに実装された LUA バージョンは、全体的に見直され、より安全になっています。セーフティネットを欠いた純粋な開発ツールから、強力な手段としての適正なソースへとその性格を変えました。一般にLUAスクリプトは、もはやマクロや Delete ボタンよりも危険なものではありません。
  
  同梱のデモファイルには、使い方の説明も含まれています。また、LUA による作業に取り組んでいるユーザは、自身ではスクリプトを作成しないとしても、MA-share.netは、LUAについての意見交換のための適当な場所となるでしょう。
  
  プラグインの作成・使用では、卓の「通常」使用時よりシステムのより深い部分を扱うことができます。したがって、複雑なプラグインを使用する場合、MA Lighting の技術サポートチームは、すべての状況に対して援助できないかもしれません。またショーファイルを将来の grandMA2 ソフトウェアバージョンに移行する場合には、LUA プラグインを書き換える必要が出てくるかもしれません。

grandMA2 onPC のみ

grandMA2 onPC に接続された2台の MA onPC fader wings は、4096パラメータを提供します。

MA xPort Node

Streaming ACN に対応しました。

MA 3D

Selected Camera を追加。MA 3D の Stage View は、Selected Camera または現在ログインしているユーザのカスタム・カメラを利用できます。"Selected Camera" オプションが選ばれている卓および MA 3D のすべての Stage View には、現在選択されているカメラが表示されます。カメラは Camera プールで選択できます。
カメラ設定の "Step Through" は、卓から Edit camera コマンドで編集できます。
Programmable Camera Dolly シミュレータ
- 新しいフィクスチャタイプ MA Camera Control。MA Camera Control フィクスチャは、リンクされているカメラの位置、回転角およびズームを制御できます。
- この機能の使い方:
  1. Patch and Fixture Schedule で MA Camera Control フィクスチャを追加、パッチしてください。
  2. 卓の画面の空いている場所に Camera プールを作成します。
  3. Edit を押し、Camera プールのオブジェクトをタッチすると、エディタが開きます。
  4. Fixture にフォーカスし、画面エンコーダを押して、パッチされた MA Camera Control フィクスチャを選んでください。
  5. カメラが Camera Control フィクスチャにリンクされている場合、カメラは Camera Control フィクスチャによってのみ制御可能です。
  6. Camera Control フィクスチャは、接続されているカメラの位置、回転角およびズーム値を制御できます。
  7. 1つの Camera Control フィクスチャで複数のカメラを制御できます。
  8. カメラの X-Y-Z位置および回転角データは、Camera Control フィクスチャの位置および回転角パラメータに対するオフセットとして用いられます。
Camera Control フィクスチャに現在リンクされているカメラを手動で動かすことはできません。

MA VPU

新しい Pixel Mapper。MA VPU は、grandMA2 卓のライブラリを使用するようになりました。パッチ、ポジション、およびフィクスチャタイプは MA VPU に自動的にコピーされます。また必要なら、これらの値の変更も MA VPU に自動的にコピーされます。grandMA2 の Stage View でポジションを設定した場合、Pixel Mapper の設定を grandMA2 卓にリンクさせられます。
- 動作: フィクスチャタイプは、MA VPU のために別に記述される必要はありません。フィクスチャが grandMA2 卓で記述、パッチされている場合、MA VPU は、パッチされたフィクスチャタイプの Color RGB 1、Color RGB2 および Color RGB 3 パラメータを用います。もし、ディマー・チャンネルはあるが、Colr RGB 1 ～ 3 パラメータが見つからない場合、RGBデータはマージされ、ディマー・チャンネルに対して明度コントロールの代わりに送出されます。他のすべてのパラメータは、デフォルト値の "0" で送出されます。Pixel Mapper Setup の編集は、MA VPU および grandMA2 卓で行えます。
- MA VPU の場合:
  Pixel Mapper に移り、左側の Library タブで、使用したいフィクスチャを含む設定の Fixture レイヤをそれぞれ選択できます。これらのフィクスチャを選択し、"Add to Output" ボタンを押してださい。どの座標軸を使うかを尋ねるポップアップが出ます。どのような組み合わせ、あるいは軸ごとの反転も可能です。これは、3D Stage View 環境から MA VPU の2Dフットプリントへと位置を「転送」するするために用いられます。この処理は、固定位置ですが、Layout View の "take Camera" オプションと同等です。
  
  異なるマッピングを作る必要がある場合、フィクスチャおよびチャンネルは、さまざまな Pixel Mapper Output に保存できます。Pixel Mapper での位置データは、Stage View での位置データと一致するわけではなく、自身の位置データによる二次元の抽象化にすぎません。例: フィクスチャ1～10は +x+z 軸(正面から見たデフォルト軸)に、またフィクスチャ11～20は +x+y 軸(上面から)に挿入できます。同じフィクスチャが同じ Output へと再び挿入された(あるいは範囲が重複した)場合、以下のようなプロンプトが出ます: "Overwrite positions from existing Fixtures." または "Add only new Fixtures. Existing Fixtures are untouched."。フィクスチャが Pixel Mapper へと「転送」された後、それらの位置を移動したり調整したりできます。これは単に Layout View 上だけでのことで、grandMA2 卓へとフィードバックされることはありません。もし MA VPU で位置を更新しなければならない場合は、目的の Pixel Mapper Output へとフィクスチャを再度挿入し、"Overwrite" を選んでください。パッチおよびフィクスチャタイプデータは grandMA2 設定と常に関連づけられます。卓で何らかの変更がなされると、それらの変更は、MA VPU Pixel Mapper のために認識、計算されます。例えば、Martin Mac 700 Wash から GLP Impression に変更しても問題はありません。
- grandMA2 卓の場合: MA VPU Pixel Mapper エディタの視覚的な表現は、grandMA2 に組み込まれました。Other/ VPU Pixel Mapper View でウィンドウを新規作成してください。このウィンドウは、Libraty タブが無いだけで、MA VPU のものと非常に似ています。このウィンドウでは以下の作業が可能です。MA VPU から分かるように、Areas や Outputs は作成、削除、編集できます。フィクスチャやチャンネルを既存の Pixel Mapper Output に保存するには、それらを選択して Store を押し、選んだ出力の領域をクリックしてください。フィクスチャやチャンネルが選択されている場合、コマンド "Store PMArea 1.2 /axis=+X+Z" によっても、Area 1、Output 2 へ Axis +X +Z で保存できます。各 Pixel Mapper Area/ Output のすべてのパラメータは、コマンドラインからも制御できます。ルートにある Pixel Mapper コンテナを得るには、コマンド "ChangeDestination PMArea" を用いてください。Pixel Mapper 設定は、コピーまたは削除することもできます。また、コマンドラインからマージすることも可能です。例: copy PM 1.1 at 1.2 /merge。以下の Store オプションが実装されています。
  - /merge
  - /overwrite
  - /remove
  - /autoalign (ショートカット = /aa)　3D位置データを無視し、Layout View でのように matrix として保存
  - /x=3 /y=3　autoalign オプションを用いた場合の位置定義
  - /3dcoordinates　3D座標の使用
  - 座標軸 /+x+y /+x+z、およびそれらの可能な正負の組み合わせも追加できます。
  - /noconfirm
  注意: このバージョンでは、コマンドラインからは Import/ Export が動作しません。
  
  フィクスチャが Pixel Mapper に挿入された後、MA VPU での Pixel Mapper エディタと同様に、ラバーバンドでそれらを選択し、移動したり回転させたりできます。マウスの動作を変更するには、トップラインの select / move ボタンを用いてください。編集を行うには、ウィンドウのタイトルバーにある Setup ボタンを有効にしてください。エンコーダバーでもこれらの値を変更できます。
  
  注意: MA-Tricks への対応はまだ未実装です。このエディタの操作は、grandMA2 の Layout View とよく似ています。
- グリッド・モードでは、表形式のビューにおける各パネル(Pixel Mapper Editor から抽出されたフィクスチャやチャンネル)のすべてのオプションが表示されます。値はここでも編集できます。データを MA-Net2 で送るには、Output のオプションでプロトコルを選択し、Pixel Mapper Main Render フラグを有効にしてください。最大256ユニバースを送出でき、3種類すべてのプロトコルがそれらを共有できます。
  
  例えば、200ユニバースを MA-Net2 で、20ユニバースを Art-Net で、そして 36ユニバースを sACN で送出できます。MA-Net2 は Ethernet1 から、sACN と Art-Net は (MA VPU上の) Ethernet 2 から出力されます。Pixel Mapper データを卓へ送り返すのに、追加のイーサネット・ケーブルは不要です。
- 卓が計算できるよりも多くのパラメータを持つ NA VPU Pixel Mapper 設定を作りたい場合、以下のような方法を用います。grandMA2 卓の設定で、フィクスチャ毎の新たな項目 No Parameter が挿入されています。これを Yes に設定すると、このフィクスチャに対するすべてのプログラムは失われ、grandMA2ではいかなるパラメータも消費しません。そして MA VPU は、Color RGB 1～3 値に加え、フィクスチャプロファイルで定義されているデフォルト値を送出します。このフラグ(No Parameter)が設定されている場合、フィクスチャを選択することはできますが、卓ではなく MA VPU によってのみ制御されます。さらに、このフィクスチャに対するデフォルトの値セットが送出されます。これらの値は、grandMA2/ Patch & Fixture Schedule/ Fixture Types で変更(例: Dimmer を 100%に)できます。
- 卓が計算できるよりも多くのパラメータを持つ MA VPU Pixel Mapper 設定を作りたい場合、以下のような方法を用います。grandMA2 卓の設定で、フィクスチャ毎の新たな項目 No Parameter が挿入されています。これを Yes に設定すると、このフィクスチャに対するすべてのプログラムは失われ、grandMA2ではいかなるパラメータも消費しません。そして MA VPUは、Color RGB 1～3 値に加え、フィクスチャプロファイルで定義されているデフォルト値を送出します。このフラグ(No Parameter)が設定されている場合、フィクスチャを選択することはできますが、卓ではなく MA VPU によってのみ制御されます。さらに、このフィクスチャに対するデフォルトの値セットが送出されます。これらの値は、grandMA2/ Patch & Fixture Schedule/ Fixture Types で変更(例: Dimmer を 100%に)できます。
- 新しい Pixel Mapper は、ピクセルを円形配置するフィクスチャタイプに対応しています。制限はgrandMA2側からによるものだけで、いかなるピクセル/サブフィクスチャ配置も可能です。Ayrton Magic Panel 602 R はよい例です。
- Pixel Mapper は、grandMA2 卓へ直接マージするために、MA-Net2 プロトコルに対応しました。MA-Net2 は、新バージョンで作成された Pixel Mapper Output に対してのみ利用可能です。
- Pixel Mapper 用に改善された sACN および Art-Net スタック。
  - Art-Net が 3.0 互換となり、ユニキャスト(Auto Mode)が可能になりました。Art-Net ユニキャストのための要件は、1台の Art-Net レシーバが有効な ArtPollReply パケットを送出することです。そうでない場合、これらのユニバースはブロードキャストで送出されます。このモードは、Art-Net モードで出力ごとに設定できます。またここでは、帯域制御のためにディレイを設定できます。デフォルトの 0.1 は推奨値です。Art-Net 3.0 から 256を超えるユニバースに対応するようになり、出力を 256 ステップでシフトできます。デフォルトでは Art-Net Network が 1 に設定されていて、従来の標準であるユニバース1～256になっています。ユニバース257～512を送出するには、Art-Net Network 値を "2" に設定してください。
  - sACN: ユーザは以下の項目を定義できます: sACN Mode: Multicast または Broadcast sACN Priority: 0 ～200、デフォルト 100 (grandMA2 卓の場合) sACN TTL: 0 ～255 前回の Output や Area を MA VPU で削除できるようになりました。
- 重複する場合、Pixel Mapper Setups は、MA VPU の HTP に融合されます。例えば、同一フィクスチャに対してユーザが2つの設定を作成した場合、2つの異なるカメラ入力に対する別々のピクセル・マッピングとなります。ユーザは2つの出力を同時に送出でき、それらは、同一ユニバースが1回だけ出力を得る前に、MA VPU においてHTPでマージされます。
- VPU Integrated Pixel Mapper: PC/Laptop 上で動作している MA VPU ソフトウェアは、DMX List/ Universe Pool で許可されたユニバースで Pixel Mapper データを送信できるようになりました。これは、セッションでロックされていないパラメータの総計に依存します。MA VPU ソフトウェアが動作している PC/Laptop は、そのセッション・メンバーでなければなりません。
  
  MA VPU ハードウェアは不要です!
  
  MA VPU ソフトウェアおよび MainConcept MPEG2 Decoder を Windows 7/ 8 PC にインストールしてください。MA VPU ソフトウェアを起動し、それを許可されたユニバースのセッションに加え(例えば、セッション内の 2Port Node onPC をともなう onPC の場合も)、MA-Net2 に設定された Pixel Mapper Outputs の送信を許可してください。これは grandMA2 にマージ(HTP)されます。出力で許可されたパラメータだけが送信されます。
  
  注意: sACN および Art-Net は送信されません。
- v3.0.0.5 以前で作成された Pixel Mapper は変更・編集できません。Output パラメータのみ変更可能です。新しいフィクスチャは挿入できません。また、grandMA2 のようにパッチは不要なので、Output は MA-Net2 に変更できません。「新しいフィクスチャ」を使う場合は、Pixel Mapper を新しいスタイルで設定し直す必要があります。grandMA2 卓とは異なり、MA VPU Pixel Mapper は、サブフィクスチャではなくフィクスチャに基づいて動作するので、単独ピクセルではなくフィクスチャ全体が制御されます。レンダリング出力の解像度が低い場合、レイヤ・オブジェクトは、自動的にセンタリングされません。これは、V_Pos パラメータによって手動で調整しなければなりません。MA2 VPU Pixel Mapper View と MA VPU それ自身でのパネル選択は、同期しません。MA VPU ソフトウェアで Pixel Mapper タブが開かれている場合、低FPS出力レートになるかもしれません。これを防ぐため、ショーの間は Show Mode を有効にするか、Pixel Mapper Setup での変更が不要なら、他のタブに切り替えてください。
Restart、Reboot および Shutdown の動作は、grandMA2 シリーズと同じになりました。
- Restart コマンドは、MA VPU アプリケーションを再起動します。
- Reboot コマンドは、MA VPU 全体をリブートします。
- Shutdown コマンドは、MA VPU をシャットダウンします。
Media-PC でもこれらのコマンドを待ち受けます。Media-PC の Settings-Main-Menu には、Reboot および Shutdown コマンドの実行を許可するための新しいフラグ 'Accept Shutdown commands' があります。このフラグが無効の場合、Media-PC 全体のリブートやシャットダウンはできず、MA VPU アプリケーションの再起動のみが許されます。
ブート時にケーブルが挿入されていない場合、MA VPU は別のIPアドレスを取得します。この場合、ステータス画面と Networks-Settings のIP欄が赤い背景色で表示されます。
MA VPU ソフトウェアで Portrait view 設定に対応するようになりました。
CITP MSEX 接続は、プロトコル version 1.0 および 1.1 とも互換になりました。これにより、CITP MSEX ビデオストリームを WYSIWYG Version 34 に表示できます。
UI画面下端のステータスバーにおける Teaser モードの新しい表示。ドングルが挿入されてなく、Teaser モードの条件が満たされている場合、ドングル表示が Teaser モードに変わり、緑のチェックマークが表示されます。
テキストティッカーが異なる解像度でも簡単に使用できるようになりました。テキストティッカー・オブジェクトの設定は相対的となり、レンダリングされます。
Layer および Camera に新しいフィクスチャタイプが追加されました。
Pixel Mapper にシートのフィクスチャだけを表示/非表示するための新しいマスク "No Parameter"。
新しいエフェクトが追加されました。
- box_displacement: チェッカー盤のようなイメージ置き換え
- cutout-mask-scale 1: 置き換えフィルタ 1
- cutout-mask-scale 2: 置き換えフィルタ 2
- cutout-mask-scale 3: 置き換えフィルタ 3
- cutout-mask-scale 4: 置き換えフィルタ 4
- cutout-mask-scale 5: 置き換えフィルタ 5
- cutout-mask-scale 6: 置き換えフィルタ 6
- cutout-mask-scale 7: 置き換えフィルタ 7
- cutout-mask-scale 8: 置き換えフィルタ 8
- cutout-mask-scale 9: 置き換えフィルタ 9
- cutout-mask-scale 10: 置き換えフィルタ 10
- kaleidoscope_anim: 2パラメータによって動く万華鏡
- ripple: 動く置き換え効果
- split_animation_bars_horz: 移動バー
- split_animation_bars_scale_horz: 移動バー
- split_animation_bars_vert: 移動バー
- split_animation_bars_scale_vert: 移動バー
- split_animation_cutout_horz: 移動UV置き換え
- split_animation_cutout_vert: 移動UV置き換え
- split_animation_tiles_horz: 移動UV置き換え
- split_animation_tiles_vert: 移動UV置き換え
- water_drop: 動く水滴効果
- zoom: 動くズーム効果
- zoom_rotation: 回転をともなって動くズーム効果

バグフィックスおよび改善された機能

Autostomp
- Autostomp は、他のプレイバックとプログラマとの相互作用を改善するために、完全に作り直されました。以前の Autostomp 機能は、新しい Cue Zero モード "Effect" によって拡張されました。このモードを有効にすると、Stomp は、関連シーケンスのキューに保存されている各アトリビュートに対する Cue Zero に追加されます。
修正 - アトリビュートを切り替えたとき、エフェクト・レイヤの特殊ダイアログが値表示を更新しない。
修正 - ユーザプロファイルのエクスポート/インポートで、エクゼキュータ設定がエクスポートされてから再インポートされてしまう。
修正 - Fixture シートで Hide Empty Cells オプションが有効な場合の、セル左境界に関する描画問題。
修正 - Fixture シートの列幅と配置がビューに保存されない。
修正 - 多数のストリームを同時に要求すると CITP がクラッシュ。
修正 - MA VPU Fixture レイヤが選ばれているとき、サードパーティーのメディア・サーバにサムネイル・エクスチェンジを要求すると、CITPがクラッシュ。
修正 - クライアントが MSEX/CInf を送らない場合の CITP ビデオ・ストリーミング。これは、サードパーティーのビジュアライザに必要です。
修正 - スクリーンセーバから抜けたとき、15.4インチのバックライト明度は以前の値に設定されます。
修正 - EDIDによる外部モニタの解像度問題。外部モニタのデフォルト解像度が追加されました。このデフォルトは、モニタが不完全なEDID信号を送出したり、800×600pxより低いデフォルト解像度を要求したりした場合に用いられます。外部モニタの最低解像度は800×600pxです。
修正 - Playbacks の Direct Action をオフにするため、マクロによってトリガーされた Off コマンドがコマンドラインに残る。
修正 - Record macro コマンドで、デフォルト・プロファイルのコマンドだけしか記録されない。
修正 - 変数と組み合わせた場合でのマクロやコマンドラインの実行。
新規ショー作成時、Macro エディタのデフォルトの列幅を、見やすくするために大きくしました。
修正 - Absolute、Relative モードを切り替えた際に Effect プールが更新されない。
修正 - Effect プール、グリッド表示での Pool Playback カラー表示。
修正 - ネットワークでプール・プレイバックを開始したとき、フェードタイムが実行されます。
修正 - プログラマは、現在のセレクションでのテンプレート・エフェクト・エディタによる変更を表示します。
修正 - 割り当てられたエフェクトの Off タイム・エンコーダは、オフ・タイミングを表示します。
修正 - Effect Editor で、ブロック、グループ、ウィングと組み合わせてシャッフル選択が使われるとクラッシュ。
修正 - ブロック、グループ、ウィング設定と組み合わせてシャッフル選択が使われたとき、エフェクトからフィクスチャが削除される。
修正 - + Group X および - Group X によるグループの選択/解除。
修正 - ネットワークで割り当てられたエフェクトの開始タイミング。
修正 - Kill が割り当てられたエフェクトがオフ・タイム設定を使用する。
修正 - 割り当てられたエフェクトの方向設定。
修正 - 5000以上のエフェクトを、Effect プールの5000以降の位置にインポートするとクラッシュ。
修正 - Goback コマンドによる逆相エフェクトの方向変更。
修正 - 小エクゼキュータ・ビューにグループ・マスター・アイコンを追加。
修正 - 10000より多いグループを自動作成しようとするとクラッシュ。
修正 - 卓および onPC の Playback View および onPC Executor View で、チャンネルページのフェーダレベルが無い。
修正 - ページ4097～9999に保存されているエクゼキュータの選択。
修正 - 複数幅エクゼキュータのロックおよび解除。
修正 - Store および Sequence Exec シート内でキューを選ぶためのタブで、ポップアップのキュー番号が間違って表示される。
修正 - シーケンスのキューのリナンバーで、他のユーザによるシーケンスの削除を防ぎます。
修正 - Delete Cue only および Delete Cue only の Oops との併用。
修正 - キューパートに対して非対応の Move コマンドを実行しようとするとクラッシュ。キューパートに対する Move コマンドは、コマンドラインによって拒否されます。
修正 - Cue CMD の編集で、10キーの Please キーに対応。
修正 - Tracking シートで、現在選択中のフィクスチャが表示されない。
修正 - シーケンス間を複数回進んだりジャンプすると Go が中断。
修正 - Sequence Executor シートで、パートキューの進捗バーはパートキューのタイミングを表示します。
修正 - シートスタイルの Sequence プールで Filter 欄を Input Filter と改名。
修正 - Dynamic プリセット・プールが空のプリセットを含む場合、プリセットを切り替えるとシンボルが削除される。
修正 - Specialized Color ダイアログで空のX1キーを押すと、定義済みカラーのダイアログが開いてしまう。
修正 - Fixture シートの列の並び順はビューに保存されません。
修正 - シートやエンコーダバーに負の数値が表示される。
修正 - Layout View の Setup モードで、ロックされているレイアウトは変更されません。
修正 - 多数のフィクスチャを投げ縄選択すると Layout View がクラッシュ。
修正 - Layout View のトグル選択を、シートやプールのそれと一致するように改善。
修正 - Layout View オブジェクトとして割り当てられている存在しない Layout View があるとクラッシュ。
修正 - Info ウィンドウで、カーソル位置と表示がフォントサイズと整合しない。
修正 - Timer プール、グリッドビューでの投げ縄選択と編集。
修正 - 他画面ですでに閉じられたダイアログのポップアップに対して move を用いるとクラッシュ。
修正 - Patch & Fixture Schedule から抜けたとき DMX グリッドがクラッシュすることがある。
修正 - Link Encoder をオフに切り替えたときに、DMX エンコーダバーが不意に現れる。
修正 - Patch ダイアログにスクロールバーが無い。
修正 - シートスタイルのプールのスクロールバー。
修正 - Fixture Type Module の設定 Local を有効にしても、MA 3D アプリケーションがクラッシュしないようになりました。
修正 - Fixture Type Schedule で最初の行にフォーカスがあるときの、フィクスチャタイプのインポート。
修正 - 現在のフィクスチャIDを割り当てた際の、予期せぬ ID Collision ポップアップ。
修正 - Store コマンドでプリセットに直接名前を付けたとき、予期せぬ#記号。
修正 - Store コマンドをキャンセルしたとき、Store エンコーダバーが表示されたままになる。
修正 - ビューにおける Agenda ウィンドウの Store 欄の列幅。
修正 - 以前のバージョンの grandMA2 で作られたプリセット参照からプリセットを自動作成するとクラッシュ。
修正 - 参照からのプリセット自動作成は、参照プールで最後に保存されたプリセットの後に新規プリセットを作成します。
修正 - 参照からのプリセット自動作成は、最初の空プール位置から開始します。
修正 - プリセット・プールが Big Symbols に設定されている場合の、プリセットを用いたフィクスチャ番号の可視性。
修正 - 電卓で、度記号を含むチャンネルセットの表示。
修正 - Layout View setup エンコーダバー表示中にエンコーダバー・ビューを削除するとクラッシュ。
修正 - フィクスチャモデルをゼロにスケール・ダウンするとクラッシュ。
修正 - すでにパッチされているDMXアドレスを、現在それらのアドレスを使用中のフィクスチャに割り当てるとクラッシュ。
修正 - 編集中にフィクスチャタイプの作成を取り消すとクラッシュ。
修正 - 保存されたエクゼキュータをすぐ取り消すとクラッシュ。
修正 - Replace コマンドを取り消すとクラッシュ。
修正 - Fixture シートにマスクを割り当てるとクラッシュ。
修正 - プールのオブジェクトを移動中にプールのサイズを変更するとクラッシュ。
修正 - ウィンドウ内のボタンを押しているときにそのウィンドウを削除するとクラッシュ。
修正 - アクティブな Art-Net 入/出力がある場合、セッション競合後に引き継ぐと卓がフリーズ。
修正 - スレーブ卓で新規ショーを作成するときのショー名。
修正 - 接続されているステーションでチェイサーが編集できない。
修正 - セッションに参加するとチェイサーが逆行。
修正 - 画面キーボードを用いたときにユーザ・パスワードが見えてしまう。
修正 - CITP との組み合わせで PSN 卓を使用するとフリーズ。
修正 - コマンドラインによる Telnet のタイムアウトを 100ms に下げました。コマンドラインによって送られた Telnet コマンドは、100ms以内にレシーバが受け入れないと取り消されます。
修正 - MA 4Port Node モードでの MA NSP DMX In 設定。
修正 - 多数の DMX Node をIPアドレス順にソートするとクラッシュ。
修正 - 空のプール位置へのオブジェクトの貼り付け。
修正 - MA NPU と併用した Pool Playback フェードイン。
修正 - Info View で複数行の情報を編集する際のカーソル位置の誤り。
修正 - Stage View へのマスクの割り当て。
エクゼキュータに割り当てられたタイマーは、キューのタイミング割り当てにも利用できます。例えば、タイマーのタイムを選択されたエクゼキュータのキュー4のフェードタイムとして用いるには、Assign Cue 4 Fade に続けて、タイマーが割り当てられているエクゼキュータのボタンを押してください。
複数のエクゼキュータが選択されている場合、Default Go+/- は、選択されているすべてのエクゼキュータに対して GO+/- を実行します。
MAnet セッションに接続してる場合、切り取り・貼り付けが可能です。
Insert コマンドが改善されました。プール・オブジェクトを移動、挿入するときに、空のプール位置は無視されます。
エクゼキュータ設定 "Ignore Exec Time"、"Master Go"、"Master Top" は、コマンドラインから変更できます。
Level ホイールは、Dimmer ホイールに改名されました。
キューは、常に正しい番号順になっていなければなりません。キュー番号の順序が違っていると、現在の番号に x.001 を付加して自動的に修正されます。これは、複数ユーザの操作競合によってシーケンスが無効になるのを防ぎます。
MA VPU、MA 3D および MA NDP は、grandMA2 卓や grandMA2 onPC を含むセッションのマスターになれません。
設定モードが有効な Stage View へフォーカスを設定すると、Stage View Setup エンコーダバーが呼び戻されます。
AM/PM 表示の Clock で、正午および真夜中(0時)を正しく 12:xx:xx と表示します。
Clock のカスタム・ラベルは削除されました。
clone 構文をパラメータとともに用いた場合、Clone ダイアログがトリガーされなくなりました。
外部キーボードで Enter Enter と押すと、10キーで Please Please と押したときと同様に、現在のセレクションのプログラマ・アクティブ化が切り替わります。
Search および Replace コマンドは、有効なコマンド・フィルタを考慮します。
グループに対して自動生成されるラベル。
グローバルおよびユニバーサルなプリセットに対して自動生成されるラベル。
非対応のコマンド Record Presettype "x" は、プリセットタイプを壊しません。
プールのオブジェクト・ラベルを読みやすくするためにスケーリングを改善。
外部モニタにおけるプールボタンのフォントサイズのスケーリングを改善。
セレクションが変更されたとき、Smart ビューのスクロールバーはリセットされます。
Message Center アイコンの表示/非表示を切り替えるための、Commandline Feedback ウィンドウの新しいオプション "Show Status"。
Interleave や Blocks と組み合わせた MAtricks Next および Previous が修正されました。
MATricks の範囲が最大10000に増えました。
ホイール・スロットの単色サムネイルは、参照色値に変換されます。
Specialized Color ダイアログおよびカラーピッカーの Swatchbook ダイアログに対応するエンコーダを追加。
マルチパッチフィクスチャは、Patch only(Live) Fixture Schedule でも編集できます。
1つのフィクスチャから他へマルチパッチを移動したとき、マルチパッチのチャンネルおよびフィクスチャIDが正しく表示されます。
マルチモジュール、マルチインスタンスのフィクスチャタイプ交換を改善。
フィクスチャタイプの Wheels および Wheel Slots は、Patch only(Live) 設定で編集・削除できます。
使用されていないアトリビュートは、Attribute コマンドでアクセスできなくなりました。
コマンドオプションの末尾で、セミコロンをコマンド区切りとして使用できます。
ロックされていないサブフィクスチャの位置および回転角データは、Patch only(Live) 設定で編集できます。
Patch only(Live) 設定でアクセスできるのは現在のワールドのフィクスチャだけなので、タイトルバーに現在のワールドを表示するようにしました。
Setup/ Playback+MIB Timing /Startup のコマンドをハードキーで編集できます。
Layout View 背景色カラーピッカーのリセットボタンは、背景色を黒にリセットします。
Layout View は、DMX レイヤでのみ DMX プロファイル・マーカを表示します。
Layout View のチャンネル/フィクスチャオブジェクトの編集で、他のチャンネルやフィクスチャを選べます。
Layout View での投げ縄選択削除を修正。
Layout View の Setup モードに入ったとき、グループ・オブジェクトは自動的に選択されません。
Layout View の show ID オプションは、show name オプションとは独立して使えます。
Outfade および Outdelay コマンドは - キーと併用することで、現在のタイミングを下げられます。
Chaser Single Shot On および Single Shot Off は、常にチェイスの最後のキューで停止します。
動作中のエクゼキュータを削除しようとすると、コマンド実行前に警告が出ます。
コマンド executor 1 please は、エクゼキュータ1のフィクスチャをセレクトします。
エクゼキュータの AutoFix オプションが有効な場合、手動固定エクゼキュータは、自動的に固定解除されません。
エクゼキュータを固定しても、プール・プレイバックは自動的に固定されません。
"XKeys always for exec" 設定が U-キーに影響しないようになりました。
シーケンス、エフェクトおよびビットマップ・エフェクトの On/Off タイムは、60sに制限されます。
新しいシーケンス・エクゼキュータ設定 "Auto Stop Off Time"。この設定が有効だと、フェーダがゼロに移動して自動停止したとき、エクゼキュータはオフ・タイムを用います。
FlashGo は、Load cue コマンドと併用できます。
Flash および Temp は、現在動作中のシーケンスの Autofade をリセットしません。
Specialmasters を Fade コマンドでフェードさせられます。例: SpecialMaster 3.1 at 240 Fade 5 は、Speedmaster 1 を240へ5秒でフェードさせます。
Link Encoder オプションが有効なときに空のエフェクト・プール位置を選んだときにも、Effect エンコーダバーが表示されます。
Effect Phase のデフォルトは、0 ～ -360 に設定されます。
すべての定義済みエフェクトが正方向に設定されました。また定義済みエフェクトの Phase は、デフォルトの 0 ～ -360 に設定されました。
Default Links は Effect Low/High 値として使用できます。
エフェクト・エクゼキュータのラベルを2回押すと、エフェクト・プレイバックバーにアクセスできます。
サウンド入力フェーダをゼロにすると、すべてのサウンド入力が停止します。
Sound Input ダイアログのソフト・フェーダは、0 および 100 まで動かせます。
エクゼキュータの割り当てを変更すると、新たに割り当てられたオブジェクト・タイプの、デフォルトのエクゼキュータ・オプションが読み込まれます。
フェーダ・エクゼキュータに、Manual X-Fade Pull up 警告を追加。
エクゼキュータページを移動すると、移動したページのエクゼキュータは固定解除されます。
DMX Profile エディタの Readout ボタンは、入力軸および出力軸の表記を切り替えます。
DMX Tester の表示が DMX Universe プールに追加されました。
選択されたフィルタは、同じユーザプロファイルでログインした他のすべてのステーションに適用されます。
タイムコード・ショーの Partial Show Read(PSR) では、そのショーで使われているすべてのオブジェクトも追加します。
エクゼキュータやエクゼキュータページの Partial Show Read(PSR) で、ボタンおよびフェーダの割り当てがマージされます。
タイムコードのプリロールとアフターロールでゼロを有効な値としました。
Network Control Session Speed Slow は、Network Speed 欄に表示されます。
ネットワーク・パラメータの MA-Net2 TTL および MA-Net2 DSCP は、Setup/ Console/ Global Settings で設定できます。
ネットワーク設定で、自身のステーションを識別しやすくしました。自身のステーションは明緑色の背景で、同セッションの他のステーションは暗緑色の背景で表示されます。
新たなステーションがセッションに加わると、すべてのステーションに、ショーのダウンロード進捗バーが表示されます。
PSN トラッカーのタイムアウト、ソートおよび削除を改善。
卓の対話型ヘルプは、Colorpicker、Colorpicker ポップアップ、Autocreate および RemoteInputs ダイアログに対する状況依存ヘルプファイルを表示します。
新規ショー作成時、Remote Input Setup の CLI on Master オプションは、デフォルトで無効になっています。
新規ショー作成時、選択エクゼキュータは、ページ1のエクゼキュータ1になります。
Page+ と Page- を同時に押し下げると、エクゼキュータページ1に移動します。
Improved CITP エラー・ポップアップの選択肢。サムネイル・エクスチェンジの際に何らかのエラーを受信したときポップアップには、Retry、Cancel、Ignore または Ignore All という選択肢があります。
MIDIノート入力が、System Monitor に再び表示されるようになりました。
MidiShowControl 環境でキューを削除するとクラッシュするのを修正。
現在の Help ウィンドウのページをビューに保存できます。
複数の除外と組み合わせた Thru コマンドを修正。例: "Off Page Thru -2 -1 -4"
DMX Tester の状態が Status View および Message Center に追加されました。
Art-Net たまは sACN の無効な設定によるクラッシュを修正。
他のキューを呼び出した後で、Dimmer ホイールを上げても、以前の値にスナップしないようになりました。
ネットワークによるソフトウェアのアップデートで、対象デバイスのディスクに十分な空き容量が無い場合、警告が出ます。
Import ダイアログで、5000 を超えたプール位置にプール・オブジェクトをインポートできます。
Windows 8 準拠の外部タッチパネルに対応。

grandMA2 onPC

onPC Executor ビューで、空のエクゼキュータを選択できます。
grandMA2 onPC のウィンドウを最大化した状態で閉じた場合、それが復元されます。
Backup メニューが他の画面に割り当てられている場合、Quick 保存(Backup キーの2度押し)でモニタ画面1に移りません。
grandMA2 onPC で、Microsoft® Comfort Mouse 4500 のような高分解能マウスの操作性を改善。
実行時にグラフィック・アダプタがリセットまたは変更されても、grandMA2 onPc はリブートまで黒画面のままになりません。
利用可能なメモリの総容量は、ホストPCの利用可能な物理メモリのみを表示します。
CrashlogCopy コマンドは、grandMA2 onPC ステーションで、クラッシュ・ログを接続されているUSBドライブに自動的にコピーするために使用できます。
MA onPC でコマンドラインから Appearance ウィンドウをトリガーすると、現在表示されている画面に Appearance ウィンドウが表示されます。
grandMA2 onPC や Ma 3D をネットワーク・アップデートで更新するとき、アップデータはロゴを表示します。

MA xPort Node

MAnet2モードにおける MA xPort Node のDMX信号同期を改善。
複数ソースから同じDMXユニバースを受信したとき、DMX マージ・モード none でちらつかないようになりました。

MA 2Port Node

2Port Node の新バージョン 1.79。
MA 2Port Node の DMX出力およびDMX出力同期を改善。
MA 2Port Node は、grandMA2 onPC および grandMA2 卓からアップデートできます。

MA 3D

MA 3D camera ポップアップで表示可能なカメラの総数が増やされました。
CITP ソースが利用できない場合、代わりに "Content not found" ビットマップがレンダリングされます。
grandMA2 卓または onPC で "CITP Enabled" を切り替えると MA 3D がフリーズする不具合を修正。
修正 - フィクスチャモデルをゼロにスケールダウンするとクラッシュ。
全画面モードから抜けたときに CITP フレームレートが変化しないようになりました。
LEDムービングヘッドの3Dサブフィクスチャインスタンスは、MA 3D で選択および移動できません。
現行バージョンの MA 3D には、少なくとも Microsoft® Windows® 7 で、Microsoft® .Net Framework (4.0)の最新バージョンがインストールされている必要があります。
フィクスチャの "No Parameter" オプションが設定されていたり、パッチ解除されたりしている場合、消灯しないようになりました。Highlight ボタンによって、パッチ解除されたこれらのフィクスチャは、MA 3D に open white を出力します。
MA 3D のテーブル・ビューでコピーと貼り付けが実装されました。
Network Sessions ダイアログから、Create、Join および Leave ボタンが削除されました。
MA 3D が、新世代(600m、700m および 800m シリーズ)の NVidia Mobile GFX カードで動作するようになり、Stage View が正しくレンダリングされるようになりました。これらの GFX カードは「クリッピング機能」に対応していないので、パフォーマンスの問題を回避するため、アプリケーションのウィンドウは1つの画面上にだけあることを確認してください。
ゴボの回転が、ブラインド・モードで視覚化されます。
選択されているオブジェクトをリセットすると、3Dオブジェクトの位置および回転角の値がゼロに設定されます。
ムービング・パスを削除しても、それにリンクされたオブジェクトが削除されないようになりました。
View オプションメニューは、現在のビューのオプション状態を表示します。
破損した3DSファイルをインポートしようとすると、3DS インポータがクラッシュするのを修正。
MA3D ヘルプファイルを更新。
選択されたオブジェクトのリセットを取り消せます。

MA VPU

最大8192×8192pxまでの Image-Textures が再生可能になりました。
Teaser モード表示がドッキング・フレームで再び動作するようになりました。
誤って MA VPU Fixture レイヤを定義した Arkaos メディア・サーバで、ユーザが CITP サムネイル・エクスチェンジを開始した場合、grandMA2 卓がクラッシュしないようになりました。
MA VPU にクラスBまたはAのIPアドレスが設定されている場合、それに応じてサブネットマスクが設定されるようになりました。
機能ブロックのインポート、エクスポートで MA VPU がクラッシュしないようになりました。
Cutout Mask 4 Effect が動作するようになりました。
version 3.0 以前のショーファイルが読み込まれた場合、MA VPU の Grid ビューに名前が正しく表示されるようになりました。
カメラでワーパー・オブジェクトが使われている場合の、レイヤのフェードが修正されました。
Content Editor で古いショーファイルのエフェクトを編集しても、MA VPU がクラッシュしないようになりました。
Camera から Display-Output への割り当てが、grandMA2 メニューで正しく表示されるようになりました。
MA VPU が初めてセッションに挿入されたとき、MA VPU および grandMA2 は、出力の正しいリフレッシュレートを表示するようになりました。
MA VPU の再初期化後、CITP ストリームが再び送出されるようになりました。
アニメーション検出を修正: アニメーションがデフォルト値付近で終了した場合、デフォルト値にスナップしないようになりました。
Live Setup でなされた変更が、MA VPU に対して反映されるようになりました。
同色背景の前面レイヤをワーパーでフェードさせる際のバグを修正。
機能ブロックのインポート時に、MA VPU が出力を妨げません。
新しいコンテンツを挿入すると、MA VPU Fixture Layer-FixtureType の Auto_Create フラグが正しく設定されます。
マルチテクスチャ・オブジェクトのテクスチャが外部からインポートされた場合、正しく処理されるようになりました。
マルチテクスチャ・オブジェクト上でのエフェクトが、正しいテクスチャに適用されるようになりました。
カレイドスコープ・エフェクトが、出力ごとに最適な品質を得るため、なめらかな境界線を作成するアンチエイリアス処理に対応しました。
SBlur エフェクトが使われている場合、VImg>< が常に出力に適用されるようになりました。
アプリケーションが起動しても、Test Image が誤って有効になることはありません。
MA VPU ソフトウェアが、AMDの新しいドライバ Catalyst 14.4 に対応しました。
適用されたエフェクトの比率が、出力解像度に正しく関連づけられるようになりました。
解像度およびリフレッシュレートが、grandMA2 卓から再び設定できるようになりました。
高アスペクト比(例: 10×1m)の場合でも、Pixel Mapper でのプレビューが正しく動作するようになりました。
Pixel Mapper ID は削除されました。
MA VPU のタイトルバーから、Add from Library ボタンが削除されました。

付記

grandMA2 Release v3.0.0.5 以前へのダウングレードでは、工場出荷時設定へのリセットが必要となります(フォーマットおよびインストール)。ダウングレードの前に、ショーファイルをバックアップしておいてください。

コマンド store /remove を入力したり、 [store][cue][2] と押してポップアップで [remove] を選んだりすると、何らかの値を持つフィクスチャに対するレイヤや、そのアトリビュートがプログラマ内でアクティブなエフェクト・レイヤのすべてを持つアトリビュート全体を削除します。値、値タイミング、または、保存されたエンコーダバーのボタンによって使われているエフェクトを削除する場合にのみ、フィルタリングできます。例えば個別のエフェクト・フェードのように、特定のレイヤだけを削除するには、これらのレイヤに対する電卓を開き、"remove" を選択してください。後からキューを更新する必要があります。あるいは、特定のレイヤを削除するために store /merge を用いなければなりません。

Layout View において投げ縄機能で複数フィクスチャを選択する場合、フィクスチャアイコン位置の小さな差を補間するために、スナップ・グリッド設定を考慮します。セレクション順は、常にスナップ・グリッドのセル内部から始まり、その後投げ縄機能で移動する方向にラインごとに作られます。

MA 2Port Nodes をアップデートできるようにするには、ネットワーク・スイッチのIGMPスヌーピング機能をオフにする必要があります。

grandMA1互換モードは、grandMA2 卓のソフトウェア3.0以降では対応していません。grandMA1互換モードが必要な場合は、grandMA2 卓と MA NPU のバージョンを v2.9.1.1 にダウングレードしてください。

MA 8Port Node デバイスに対応するため、MA-Net2 プロトコルが変更されました。すべての MA デバイスは、v2.9 ソフトウェアの新しいネットワーク・ストリーミング・プロトコルを必要とします。相互に関連するバージョンの grandMA2 v2.9、2Port、4Port、8Port、NSP MA 4Port Node および MA NDP に一旦アップデートすると、古いネットワーク・ストリーミング・プロトコル(grandMA2 v2.8など) によるセッションでは動作しなくなります。MA 2Port Node または MA 4Port Node モードで動作している NSP の v2.8互換へのダウングレードは、grandMA1 v6.801 によってのみ可能です。他のすべてのデバイスのは、USBまたは Windows インストーラによってのみダウングレード可能です。

Exec Time は、エクゼキュータ・ボタンおよびエクゼキュータ・フェーダに対して使用できます。エクゼキュータの新しいオプション "Ignore Exec Time" が Assign メニューに追加されました。このオプションが有効な場合、参照しているエクゼキュータは、Exec Time Fader Timing の代わりに、それ自身のオフ・タイムを用います。grandMA2 v2.9.1 以前で保存されたショーファイルは、変換されます。すべてのフェーダ・エクゼキュータは、このオプションが無効になります。エクゼキュータ・オプションのデフォルトは、フェーダおよびボタン・エクゼキュータに対して有効です。

フィクスチャタイプのプリセット参照は、値のみを含みます。フィクスチャタイプのプリセット参照には、いかなるフェード、ディレイまたはエフェクト・データも付加できません。

ASCII ショーのインポートでは、Strand、Transtechnik および ADB ASCII ショーファイルに対応しています。

CITP センダと CITP レシーバが同一コンピュータ上で動作している場合、CITP 接続はできません。

以下の構文では、現在のページまたは現在のページ以外について、フェーダまたはボタンのみをオフにできます。

Off Executor 1 thru 100 - 現在のページのすべてのフェーダをオフにします。
Off Executor 101 thru 240 - 現在のページのすべてのボタンをオフにします。
Off Executor 1 thru 100 Page Thru - $faderpage - 現在のページ以外のすべてのフェーダをオフにします。
Off Executor 101 thru 240 Page Thru - $buttonpage - 現在のページ以外のすべてのボタンをオフにします。

名前や番号による呼び出しに対応することで、コマンドラインでのエクゼキュータのアドレッシングが改善されました。これは、例えば、特定のエクゼキュータに再生コマンドの送るときや、特定のエクゼキュータ、シーケンスまたはキューへの保存の際に使用できます。以前の grandMA2 バージョンで保存されたショーファイルにあるすべてのキュー・リンクやマクロは、可能な限り変換されます。このバージョンでそれらのショーファイルを初めて読み込む際には、キュー・リンクやマクロを確認してください。キュー・リンクやマクロを修正する必要があるかもしれません。新規のマクロやキュー・リンクを作成したり、既存のものを編集したりする場合、以下のような新しい構文を使えます。

Go Exec "exec name" - 現在のページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
Go Exec "exec number" - 現在のページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。
Go Exec "*"."exec name" - すべてのページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
Go Exec "*"."exec number" - すべてのページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。
Go Exec "page name"."exec name" - 特定のページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
Go Exec "page name"."exec number" - 特定のページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。
Go Exec "page number"."exec name" - 指定した番号のページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
Go Exec "page number"."exec number" - 指定した番号のページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。

既知の制限

MA onPC Command Wing のDMX入力は、ポート "DMX In" および "DMX out A" のみ対応しています。"DMX out B" は、DMX出力としてのみ使用可能です。
grandMA2 v2.7.x で保存されたショー・ファイルを、grandMA2 v2.9.x で初めて読み込む前に、自作したフィクスチャタイプのアトリビュート Colormix4、5 および Colordim4、5 は、カラー仕様を満たすために、手動で修正しなければなりません。Amber は Colormix 4 invert または Colordim 4 without invert に、White は Colormix 5 invert または Colordim 5 without invert に変更する必要があります。そうしないと、v2.9 でショー・ファイルを読み込んだときに、これらのフィクスチャタイプのカラー情報が失われます。
ColorDim/ColorMix に対するフィーチャ名が MixColor に変更されました。これらのフィーチャ名を使っているマクロが修正されました。
v2.8.x で保存されたショー・ファイルを、v2.9 で初めて読み込む際の既知の制限。
- grandMA2 ソフトウェアで、特殊マスターのデータ構造が新しくなりました。
  - すべての特殊マスターのカスタム・ラベルは、MA のデフォルトにリセットされます。
  - 100mmフェーダの割り当ては、デフォルトにリセットされます。
  - 特殊マスターを参照しているマクロは、特殊マスターの新しい名前と番号に合わせる必要があります。
- 相対値を参照しているマクロは、相対／絶対に新しい構文に従って修正する必要があります。
- USBドライブにエクスポートされたユーザプロファイルを grandMA2 v2.9 でインポートするには、importexport フォルダから user_profile フォルダへ手動で移動しておく必要があります。
grandMA2 v2.9 と互換性をとるために、MA 4Port および MA 8Port Node は v1.0.9 以降にアップデートする必要があります。また 2-Port Node は、v1.77 以降にアップデートする必要があります。
フィクスチャのチャンネルセットのラベルは、電卓で表示・利用可能にするためには、一意的でなければなりません。例えば、Shutter アトリビュートのチャンネルセットが closed、open、open、open… の場合、電卓には、1つの open だけが表示されます。チャンネルセットのラベルを closed、open、open(2)、open(3)… というように変更すれば、すべてのチャンネルセットが電卓で表示されます。
天文的な時刻は、常に標準タイムゾーンに従って計算されます。Agenda で Sunset、Dusk、Dawn および Sunrise を用いる場合、サマータイムは認識されず、また手動による調整もできません